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17までのカウントダウンと開店した喫茶店とスターダストライトの話

よし。パっとまとめるぞ。
仲村悠菜さんの生誕ソロライブ「純喫茶ミルクティー〜1杯目〜」を目撃しに、品川ステラボールまで行ってきました!彼女にとっての初のソロ公演。楽しかったです!以下、記憶に残ったこととかのメモライズ。パっと書くぞ。いってみよう!

 


■会場着から開演まで

・仕事が終わって会場へ。ちょっと久しぶりの品川ステラボウル。

・そういえばこの生誕ソロコンの開催を知ったのは、ちょうどステラボウルの映画館で「シン・仮面ライダー」の映画を見終えて出てきた瞬間だったな。なんという偶然。なんという数奇な運命。ぼくってもしかして選ばれし人間なのかもしれない。フライミートゥーザムーン。さて今月ぶんの厨二病のおクスリ飲まなきゃ。

・自席へ。1階指定席は全部で9列。そのうしろ半分弱がスタンディングエリアとなっている。きっと開催に向けて客席プランにいろいろと変更があったのだろうなと直感。

・ちょっと前までは、ここでオールスタンディングで生誕をやっていたのだなあ。柏木さん2階までボール投げ込んでたなあ。みれいちゃんはフロアの中を歩いて登場していたなあ。とかとか色々と思い出してみる。

・舞台には喫茶店らしきテーブルと椅子ふたつ。ステージ後方にスクリーン。そのほかセットらしきものはないかな。

・客入れBGはガールズポップス系を連発。とき宣さんとかかかっていたらしいのですが、このあたりの知識が薄いため詳細はよくわからず。でもaikoさんの「ストロー」は去年のまやまにあlevel6の1部にてまやまさんも歌ったものなのでわかりましたよ!やったね。

・会場を照らす照明は薄いオレンジ。これはミルクティ色なのだな。きっと。

・開演数分前。仲村さんによる影ナレ。ところどころ言葉をかんで言い直したりするあたりがあざとい。ほっこりするフロアの父兄諸氏。注意事項が読まれ、元気に返事をする父兄諸氏。音量注意と前置きした上で「行ってみよう!!」と元気に声を張るきょうの主役。いかりや長介の系譜を継ぐ者がここに。

・開演直前。舞台裏から円陣の声が響く。「ここはどこー?」『品川!』「ウィーアー?」『仲村!』「一曲ぅ?」『仲村!』「『ヤーーーーー!!!』」会場から拍手。仲村さんのほかに、えまちさん・ゆのぴさん・ののかまるさんの声が混じっていたように思います。ココナさんの声は聞き取れませんでした。


■開演

M01.全力★ランナー

M02.Another Day

M03.だいしきゅーだいしゅき(femme fatale)

・ステージモニタにオープニングVが流れ、17秒前からカウントダウン。そしてこれぞアイドル!といったメイドさんチックなドレスに身を包んだ仲村さんが登場。

・1曲目は全力★ランナー。エビ中まわりでミルクティの歌といったら、この曲以外あり得ませんね。
・全てを歌いきるのではなく、ところどころエビ中本家のボーカルトラックを残しながら歌いきるスタイル。
・8月のオーディション、10月の転入発表、そしてきょうに至るまで。ずっと全力で走り抜けてきた彼女にとって、この曲はミルクティの一節だけでなく、テーマとしてしっかり重なっているものなのだなあと感心。

・2曲目はびっくりAnother Day。やっぱポリシックスなんスよ。
・振り付けの映像が見つからなくて探し回ったそう。ところどころで入っていたアクションはオリジナルのものに似てたと思いますよ!とか言いつつぼくも自分の記憶に自信がない。
・まだ寝たい、まだ寝ない、もう寝たい、ひとつ快適。寝るのが趣味の仲村さんにピッタリな選曲。エビ中で水色のカラーを継いだのはりったんさんですが、裕乃さんの系譜はここに繋がるのかもしれないなぁとか思いました。
・つまり裕乃さんからいかりや長介に何らかが繋がっているのだなあ。

だいしきゅーだいしゅき。まみむめも。



M04.うれしい!たのしい!大好き(DREAMS COME TRUE)

M05.ただ君に晴れ(ヨルシカ)

・MCでセットのミルクティを飲んでみたり。でもミルクティは飲み物としてはそれほど好きではないとぶっちゃけてみたり。
・で、オーディションのときに歌った2曲に挑戦しますと宣言。

・ドリカムのうれしい!たのしい!大好きは、吉田美和ならではの音階の上下動が激しい曲。まずはオーディションでこれを披露したってところが凄い。きょう聴いた彼女の歌声も、王道アイドル系のかわいらしい歌声でありながら、その上下動に振り回されないしっかりしたもの。本家とまた違う嬉しい&楽しいの情景が、しっかりと描かれていたように思います。

・ヨルシカのただ君に晴れ。こちらはうれしたのしさといった感情を表す歌ではなく、内面の情緒を表出させる歌。オーディション当時は歌詞内の「だけ」しか聴こえなかったと揶揄されたそうですが、きょうのこの曲は軽くしんみりとしつつも、しっかりと声が出ていました。

・成長したと思います!と本人の弁。


質問コーナー

・先だってツイッター上にて募集した質問を、バシバシ回答してゆくコーナー。

・お気に入りのファッションを聞かれ、思い出したようにきょうの衣装の紹介をする仲村さん。胸にはポッケがあしらわれていて伝票を入れることが出来るようになっているのだけれど、伝票を忘れてきたとぶっちゃける仲村さん。

・エビ中の曲の中で何が好きか聞かれて大目玉や青星名を挙げる仲村さん。

・朝ごはんにじゃがりこと白米を食べたとのことで、わりと心配な食生活をお送りしているご様子の仲村さん。

・自分しか知らない桜井さんの秘密を聞かれ、いつも寝言を言ってると暴露する仲村さん。

・ケーキ食べますかと聞かれて「きょう仕事前のまやまさんがケーキ持ってきてくれた!」と答える仲村さん。まやまさん優しい。

・身長は160cmまで伸びることをご所望する仲村さん。まやまさんピンチ。

・フロアの皆さんをエアなでなでするハメになり、舞台の左右にかけまわりエアなでなでする仲村さん。笑っていいのだかなんなのだかよくわからない父兄諸氏。そもそもエアなでなでってなに?アイドル様ってたいへんだなあ。

・そのた色々と回答などしつつ次のブロックへ。聴かせる曲に挑戦すると仲村さん。座っていた座席からおそるおそる腰を挙げる父兄諸氏。


M06.水星(tofubeats)

M07.宇宙は砂時計

・いわば宇宙ブロックになったかな。披露された2つの聴かせる曲は、なかなかに聴きごたえのある2曲となっていました。

水星はゆったりしたチルいヒップホップ。モデラートの曲調にラップ調の歌唱が重なるもので、仲村さんの歌としては初めて見せてくれたジャンルになるかな。良い雰囲気を醸し出す一曲でした。

・持ち曲の中でも砂時計などゆったりとしたものでは、エビ中メンによって歌われるものと差分がクッキリしてくるものです。忖度なしに書いてしまうと、やはりまやまさんなどが担当している低音域などでは、迫力って言えば良いかな、そういった要素が弱めに思えてしまうのです。

・しかしこれは正しくは「"まだ"弱めに思えてしまう」という表現を用いるべきだと感じるのです。

・仲村さんは、ピッチの捉え方とかがしっかりしているんですよね。公演を通して、違和感を覚えるような音のはずれ方は皆無に近かったのではないかと思います。あと、かわいい声なのに芯の強さも感じとれます。ここまで出来ているのだから、あとは今後に向け低音域を鍛えるのも道ですし、高音域の魅力を引き出すのも良いですし。そういった選択肢のひとつひとつが、そのまんまのびしろって奴なんですよ。

・つまり、かわいく透き通っていながらもしっかりした声で歌われる砂時計には、彼女にしか描けない宇宙の黒色が表現されていたことは確かだったのです。

・生誕祭で歌を聴きながら、彼女の将来に思いを馳せるのもまた感慨深いものでした。うん。なに目線だ。ナニサマだ。


M08.8ミリフィルム(アカシック)

M09.青い青い星の名前

M10.自由へ道連れ

・しっとりブロックが終わって「実はもう最後のブロックなんですよ」と告げる仲村さん。「えー!」と返すフロアにご満悦。

・アカシックの8ミリフィルムで聴かせるブロックから一転。ノリの良い賑やかな曲調に。

・フロアではミルクティ色のペンライトと、生誕グッズのペンライトの白っぽい色の2色がリズムに合わせて揺れている。MCでの仲村さんによると、この白ライトは電池の劣化により徐々にミルクティ色に変わってくる筈だとのこと。だったら安心ですね。

・さきほど好きな曲だと名前を挙げた青星名。軽快なロック。

・その勢いのまんま自由へ道連れに。道連れしちゃうゾ!って言いたかっただけでセトリに入れたとうそぶいていましたが、ほんとうはハモリが必須となるイートザ大目玉をセトリに入れられなかったかわりにこの曲をやったのかもな、とか思ってみたり。だって、パワフルに歌っていたものだから。

・その反面、道連れ曲中の声を張るような箇所では、ちょっとパワーを出し切れていないように見受けられる…聴き受けられる局面もありました。ぼくは目がそんなに良くないので表情はあまり見えなかったのですが、ここまでしっかり歌い上げてきた彼女にとって、思い通りに歌いきれなかった部分があったこと。本当に悔しかったのだろうなと思えてならないのです。先日の罹患の影響であろうことは明白で、ぜひちゅうおんや来年度に納得いくパフォーマンスで取り返してほっしーなと強く思いました。

・ブロック終了で最後の挨拶をする仲村さん。「えー!?」と返すフロアにご満悦。何度か繰り返す。

・お疲れさまでした。そして響くアンコールの声。


■アンコール

En01.ハッピーエンドとそれから

・楽曲のイントロと共にステージに戻ってくる本日の主役。そして「写真撮影OKですよー!」のアナウンス。事前にそんなお知らせとかあったかしら。あわててガサゴソしだすフロアの父兄諸氏。

・こういうとき普段ならば余すことなくカメラを忘れる自分ですが、なぜだかきょうはちゃんと持ってきているのでした。自宅を出る瞬間の自分の偉大さを思い知りました。

・とはいえハピそれは撮影なんてせんと、落ち着いてステージを観ていたかったなあなんて贅沢も言っちゃったりして。こうやって自分の中でモンスターカスタマーが育ってゆくのだな。気をつけねば。

・仲村さん的には、ノドの調子が悪いので、静止画なら良いが動画は撮らないでいてほしいとのこと。動画NGの理由はノドの調子だけでなくもろもろの制約があってのものなのかもしれないものですが、先述のとおり、これだけ歌える女の子が味わう望んだ声の出てない自分のもどかしさってものは、だいぶ堪えるものだと思うのですよね。繰り返しになるけど、近い将来にリベンジしてほしいですよ。ほんとに。

・そしてぼくのカメラのウデは非常に壊滅的でした。


En02.スーパーヒーロー

En03.スターダストライト

・いよいよラスト。仲村さんはここでスーパーヒーローをチョイス。彼女のデビューのステージにて、桜井さんと二人で二人のパワーを見せつけた一曲。きょうはひとりで力強い歌声を聴かせてくれました。この曲は私立恵比寿中学・出席番号17番としての仲村悠菜さんの原点のひとつなのだろうな。

・それで終わりかと思いきや、楽曲はスターダストライトへ。ここまでエビ中楽曲ではAnother Dayがあったくらいで、比較的最近の選曲ばかり。ここにきて仲村さんは彼女の原点ではなくて、エビ中の原点に近いものを持ってきた。

パッと景色が拡がっていく。世界は突然色づいて、いつかはこんな気持ちにも慣れてきちゃうのかな。この曲の一節が、オーディションから1年を経ずに1000人ほどの前に立ってソロステージをこなす16歳の姿にオーバーラップされてゆく感覚。なんだか不思議な心地良さがある──ような気がする。最後の曲がスターダストライトでよかった。やっぱり仲村さんは天才なのだなあ。

・ラストの曲が終わって、最後のご挨拶…かと思いきやここで会場に流れるハッピバスデイトゥユーのオケ。舞台袖から桜井さんが登場。フロアの父兄諸氏の軽い合唱の中でケーキとご対面となるのでした。

・最後に恒例の客席をバックにしたお写真。まずは仲村さん桜井さん&客席のショット。喫茶店ステージセットの椅子への着席を求められ、「そうか、えまと写真を撮るために椅子がふたつあったんですね」と仲村さん。食い気味に「違います」と答えるカメラマンさん。

・みんなと一緒にパチリ。とても良い生誕祭でした。


■かんたんなまとめ

・ぼくとしては何が起きるのか目撃をしにいくつもりでの参加でもあったのですが…

・軽くフリフリしつつも、淡い色合いで明るさの感じられるメイドさん風味の衣装。MCでときどき日本語に詰まって言い直したりする、口調のほど良い拙さ。ひとり喋りでしっかりがっちりと展開されてゆく仲村ワールド。これが出席番号17番の世界観なのだなと、またひとつの個性を感じることのできる公演でした。

・仲村さんは堂々とした立ち居振る舞いで、歌も安定していましたし、ずっと笑顔を見せていてくれていました。本人はとても緊張していたとのことでしたが、正直そんなことぜんぜんわからなかった!私立恵比寿中学という枠組みでは見られない、スーパーアイドル仲村さんの姿がここにあったと思います。

・今回は16歳になった彼女の姿をみんなで見守りつつも、一緒にこの時間を楽しむ、とても良いステージになっていたと思います。ご本人様は来年の生誕祭について、ノドを直してパーフェクトに歌うことを早くも宣言していました。どんな公演になるものか、今からとても楽しみです。

・来年のいまごろ、純喫茶ミルクティー〜2杯目〜のステージで望むことがあるとすれば、1年分大きくなった仲村さんが、さらに来年に向け将来に向けてどんな目標を立てているのか、ちょっとした抱負などを聞いてみたいと思いました。きょうのステージの完成っぷりをみて、仲村の野望というものを応援したくなったのです。欲張っていきましょうよ!良い意味で!

そんなわけで、おつかれさまでした。とても良いステージでした。16歳の中村悠菜さんの活躍そして躍進を、力いっぱいお祈りしております!


といったわけで、そろそろ寝ますです。
おやすみなさいグー。

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