22年目の朝と目線の向こうとシンガロンシンガソンの話

安本さんエビ中加入から11周年だそうです。おめでとうございます。
といったわけで、今回もよそで書いたテキストを転載しておいてみます。
以下2020年6月27日のもの。


6月27日になりました。
僕らの安本彩花さんが22歳の誕生日を迎えました。おめでとうございます。


今年はこうやって、遠くからであれど陰ながらおめでとうと言えること。それがとても有難く感じられます。いまさら掘り返すのもなんですが、昨秋からの休養期間がありましたからね。配信とはいえ、舞台で歌い踊る姿を観ることが出来て、そしてきょうを迎えたられたことは、とても尊いものだと思うのです。

ぼくもエビ中のメンバーとしての安本さんが大好きです。が、安本さんイチ推しの方々を差し置いて語るなんて烏滸がましいことは出来ません。ですので、前にも書いたことがあるのですが、ぼくがたまたま出会った、安本さんがらみで印象に残る瞬間のことを改めて文字に起こしておこうと思います。
なんか前に読んだわーという感想の方、いつもありがとうございますごめんなさい。途中で読むのやめてくださって全然問題ござんせん。


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エビ中さんの11枚目のシングル「シンガロンシンガソン」発売の際の話です。FortuneMusicで同シングルを2枚購入すると、メンバーごとのトークショーを観覧することが出来るという特典がありました。トークショーは東京および大阪でのべ2日にわたり、メンバーソロorペアにて全14部で開催されています。

詳しく知りたい方はこちらのブログがおすすめです。全ての回に参加して詳細なメモを残していらっしゃいます。
うやむやアウトプット:エビ中トークショー@東京
うやむやアウトプット:エビ中トークショー@大阪

さて、このメンバーソロのトークショーなんですが・・・。
正直、メンバ各人の個人ステージがどんなものになるのかなんて、想像つきません。この頃にはメンバの生誕ソロライブ企画も始まっていましたが、あれは歌がメインだからなんとかなる。しかし今回のように、ソロのしゃべりのみで20分という恒久の時間…。果たしてメンバ皆様は完遂できるのであろうか…。心配性なファミリー側には、ちょっとドキドキした感情が渦巻いたのでした。

で。
ぼくが見たトークの中で最も印象に残っているのは、他でもない安本さんの回です。
正直、安本さん単独の20分トークというのにも、僕はかなりの心配をしておりました。だって、みなさん知っていますよね?杏野さんがエビ中から転校し、安本さんにMCが託される前後の話。みんなが喋っている所で、いつも一歩下がって声を出せずにいた安本さんの姿。流れ星に半沢直樹ギャグをぶっこむ際も真山に鬼プッシュされてなんとか出ていくことが出来たこと。そのころのことを思うと、不安が出てくるじゃないですか。

余談ですが、同時期にTBSで放映されたエビ中らんどシリーズ。この番組の楽しい雰囲気の陰で、面白くなろうとして四苦八苦する彩ちゃんの姿。その挑戦を一種のドキュメンタリーだと思って通しで視てみると、この番組にまた違った味わいが出てきます。

話を戻します。
このシングルの頃には、既に全国ツアーのMCもひとりで回し切るまでに成長していて、だいぶ安定感を魅せていた安本さん。心配しなくて良いはずだったんです。でもやっぱり一歩さがってしまう安本さんの姿が、ぼくのアタマの中のどこかに残っていたんでしょうね。トークショーの客席からドキドキして見守っておりました。

しかしですよ。
当日はスッキリとした秋イメージの、ファッショナブルかつ落ち着きのある装いで登場。メガネなどかけて、少し知的な感じも身にまとっていたと記憶しています。トークテーマはズバリ「安本彩花について」。彼女は事前に集めた質問に対して明るくハキハキと語って笑いもとって、もう立派なものでした。
ぼくの心配なんてまるでもって不必要なもの。見守っているつもりであった自分など、完全に彼女の描き出す世界に引き込まれる側に堕ちておりました。

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ふとぼくの隣の席に目をやると、学生さんでしょうか。安本さんと同じくらいの歳の女の子が、安本さんの声にしきりに小さく相槌を打ちながら、ひとことひとことを真面目にノートに書き留めていました。
まっすぐに安本さんを見つめる横顔。彼女の言葉に触れ、とても嬉しそう。瞳がキラキラと輝いているように見えました。そのコのお顔とかはもう覚えていないのですが、安本さんを見つめるその雰囲気だけは、とてもよく覚えています。

僕が直感したのは「ああ、このコはきっと、安本彩花になりたいのだな」ということ。

ぼくはももクロさんにひっかかって、エビ中に堕ちるまで、ほとんどアイドル様などに興味を持たずに生きていました。そんな僕ですが、舞台の安本さんと彼女を見つめるそのコのキラキラとした表情、そしてその関係性を見て、ああ、アイドルって凄いんだなぁと改めて納得させられるしかなかったのです。

安本さんはだいぶ過去のインタビューで、未来の自分に対して「人気は出ていますか?」と手紙を書いた…的なことを語っていました。ハッキリとは言わないものの、当時の彼女にはそのあたりのことで、色々と思うところがあったのではないでしょうか。
でも僕は、その当時のいつも一歩下がって前に出られなかった幼き安本さんに、「やったよ!未来のあなたは、あなたの夢を立派に叶えたんだよ!みんなに憧れられる存在になったんだよ!」と教えてあげたい気持ちでいっぱいになっていたのです。


トークショーの日から2年と半年ほど経ちました。
途中でちょっと回り道はあったかもしれない。背負うものも増えてしまったのかもしれない。今も回り道の途中なのかもしれない。
だけれど、先日のインスタでの悩み相談配信などを聴いていると、聴く者の目とハートをキラキラさせる力には、全くブランクを感じさせないものがありました。

素敵な22歳を迎えることが出来ました。
これからも自信を持って、新しい自分を見つけていってほしい。そしてもっともっと自信を持って、安本彩花のままで在り続けてほしい。そんなことを考えています。
安本彩花さん、22歳のお誕生日、おめでとうございます。実りある時をお過ごしください。

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さて余計な話もしておこうかな。

シンガロンシンガソンの購入特典は、握手会への参加も選択できました。
ぼくは握手会にも参加しまして、安本さんとこの時のことについて少しお話をさせて頂きました。

コ:こんにてやー
安:こんにちわー
コ:この前のトークショー凄いよかったよ!
  彩ちゃんの言葉を聴いてた隣の席の女の子が、
  瞳をキラッキラに輝かせていたよ!
  安本さん凄いと思ったよ!
安:ほんとですか!
コ:ぼくも負けずに輝かないとって思ったけど、
  おっさんだからキラキラできなかったよ。
安:そんなことないですよ!キラキラしてますよ!

・・・さすがにそれは嘘だと思います。ぼくは絶望的にキラキラしてませんよ。おっさんだし。安本さん優しすぎ。




といったあたりでそろそろ寝ますです。
早くライブに行きたいですね。
おやすみなさいグー。

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