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ネオ立ち飲みの大事なところ

立ち飲みなのに〇〇

これがポイント。

つい最近までの立ち飲みのイメージは

親父の溜まり場、汚い、安い、気軽、美味しくない、などなど。

今の立ち飲みは逆張り。

なので、

女性が集まる。

清潔。

高くてもこだわりあり。

安いだけではなく美味しい。

つまり、普通の人気店とやることは同じなんです。

こだわりを持ってきちんとやれば良いだけ。

一番大切にしているのはお客様が繋がりやすくて、

それが繋がり続けることができるかどうか。

出会いからコミュニティーに発展するかどうかかなと思います。

コミュニティーがいくつかできると

あとは飲食人としてやるべきことをやるだけ。

ということでまずは繋がりやすいお店づくりをすることが大事。

レイアウト、接客、システム、セキュリティー

などなどが大切なポイント。

ポイントを少しまとめると

(レイアウトのポイント)

1、賑わって見えるか。

エントランスから見たときに人が一列にならずに重なり合って

見えることで賑わいが感じれる。少人数でもたくさんいるように見える。

2、視線が自然に合うような席。

カウンターならアイランド型ではなく

コの字カウンターやL字カウンターを作るなど

斜め視線で目が合うようなテーブル配置にする。

3、譲り合うような席間隔と感覚。

ちょっと油断すると腕が当たったり体がぶつかったりする距離感。

それでいて窮屈すぎないような感覚。

ここでコンタクトが生まれる。


4、動線はほぼない。

移動するときに「すいません。」

と声をかけないといけないような動線幅にすることでコンタクトを生む。

5、連れションと喫煙所

基本小さいお店にぎゅうぎゅうに入る立ち飲みはトイレが1つ。

そこに待ちスペースを確保することでちょっとした出会いが生まれる。

タバコは喫煙所を作ることで、知らない人同士のコンタクトの場を作る。

一緒に飲みましょうよということもしばしば。


(システムのポイント)

1、移動できる仕組み

席を移動しやすい仕組みを作ることで、

知り合ったお客様同士が一緒にスムーズに飲める仕組みを作る。

2、キャッシュオンデリバリーやセルフシステムを導入することで

お客様の移動が発生。

移動するとコンタクトが生まれやすい。


(接客)

1、お一人様を大事にする。

グループはのちょうどいい接客。

お一人様には過度の接客。

グループは、立って飲むとなぜか盛り上がるので

当たり前のことをやれば大丈夫。

お一人様をいかに楽しませながら情報収集するかが大事。

楽しんでもらえれば、リピートに繋がり得た情報で

お客様同士を繋げる。

ここでのポイントは、一人で飲みにきててもほとんどの人は

コミュニュケーションを取ることは嫌いではない。

むしろ好き。

声かけて欲しいと思いながら、一人飲みをしている。

2、繋げる。

話題を振ることで輪を作る。

「みなさん。どう思います?」

って質問するだけで輪が完成。

相性が良ければ繋がります。

怖がらずにまとめてあげるのが一番手っ取り早いし、

お客様にとっても良い。

これができないとすっごくきついので重要な接客手段。

カウンターでお一人様が5人って状況はざらにあるので

これができないと致命的。


(セキュリティー)

1、ルールを決めること。

出会いは作りたい。

でも過度な声がけはお店の風紀が乱れます。

ルールを決めておくことが大事です。

2、フォロー。

出会いはその人それぞれ。

いい出会いだなと思う人もいれば嫌だなと思う人もいる。

顔に出す人もいれば出せない人もいる。

だからフォロー。

隙を見て、「大丈夫ですか?」「なんかあれば言ってくださね。」

とお声がけしとくことが重要。


ということで、ネオ立ち飲みの大事なところでした。












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