自粛要請後、TAKE OUTに切り替えて1日最高370個の弁当を販売できた理由
Thinkingfor=考えうごく
これは弊社の会社名の由来。
ごくごく当たり前このとなのですが、
意外とできていない人が多い。
仕事ってこれがベースだと思うんです。
でも、ほとんどの人が作業になってるんです。
仕事ではなく。
毎日決まった時間に出社し、メール確認して、営業に行って、
教えられたこと今までの経験をベースに営業する。
毎日お店に出勤して、タバコを一服、携帯見ながら少しゆっくりして
仕込みをして、お店がオープン、今までの経験と感覚で接客、
閉店時間になれば閉店作業して、終わったら一服して帰る・・・
これって、誰もができる作業なんですよね。
極端に言い換えれば「今後なくなる仕事」だと。
私が思う仕事って違っていて、
今までになかったことを考えてうごくことが仕事だと思うんです。
弊社は飲食店なので、例えば。
TAKE OUTを始めました。お弁当を作りました。お店の前で愛想よく販売しました。売れました。そして次の日、お弁当を作って愛想よく接客したら場所もよくて売れました。そのまた次の日、口コミが広がってさらに売れました。そしてまた次の日は雨でした。ちょっと売れ残りました。でも次の日は晴れてまたそこそこ売れました。お客様も喜んでもらえるしそこそこ売れてるし、このままちゃんとして行けばいいな!今は利益出てないけど、今はこんなご時世だからしょうがないよね。食中毒は気をつけないとな。
これって、仕事?作業?
僕はこれはちょっとレベルの高い作業だと思います。
与えられた作業を高い水準で遂行する作業員。
そう作業員。
これからの時代作業員ではだめなんじゃないですか?
じゃあどうすれば?
新しいことを考えて、そして行動してみること。
作業効率良くしたり、精度上げることはもうAIがやってくれる。
作業しながら、新しいことを考えまくってうごくことが大事。
例えば?
そこで今回の弊社の例。
MEGUSTAは自粛要請を受け、一早く全店の店舗営業を一旦ストップし
TAKE OUTに切り替えました。
幸い、弁当ビジネスの経験があったこととスタッフの一人が弁当を
作っていた経験があったことで迷いなくスタートできました。
で、みんなで考えまくったんです。
どうしたら売れるのか?
コロナでTAKE OUTは認められているものの、
人が歩いてない・・・
売れるのか?買ってもらえるのか?
考えまくったんです。
そこで考えた実行したのがデリバリーと軒先き営業。
・デリバリー MEGUSTA Eats
すでにウーバーイーツもやっていたのですが、長期戦も予測して独自の配送システムでお客様に負担が少なくお届けできる仕組みを作って実行しました。LINEを使った簡単な予約システムで近隣エリアに無理なくお届け。オフィスワーカーは動いていたので、オフォス中心に営業をかけて行きました。あと、広告的な要素も考えて、ウーバーイーツのオマージュでステッカーを張り替え、話題になるような内容も組み込みました。それからチラシを配ったり、FAXで案内を送ってりです。
・軒先き営業
今回の一番結果が大きかった企画。考えたんです。人が集まるところを。自粛期間中人が集まりやすいのはドラックストアとスーパー。事実この二つの業態はいつもより人が多かった。「この二つの業態の目の前でお弁当を販売することができれば売れる。」という仮説がたちました。そういえば歩道でパラソル立ててお弁当売ってる人いるよな。あの方法で販売すればいいのではないか?って調べたら許可が必要なんですよね。しかもなかなかハードル。これはすぐ実行するには厳しいなと。
「諦めたら そこで試合終了ですよ・・・?」
っと、スラムダンク好きな私には聞こえてくるわけです。調べたら私有地で持ち主の許可を取ればなんとか販売ができることがわかったんです。そしたら簡単です。動くのみ。スーパー、ドラックストアを回って借りれそうな場所を探して交渉する。ということで、スーパー前の場所を2箇所確保することができ、そこで販売することが可能になりました。また、冷蔵ショーケースを置いたり仮設でもよりよく見えるようにと細かい改善もしっかりと実行していきました。その結果、お弁当売上個数370個という結果が生まれました。
どうですか?
前者は会社がテイクアウトを始めたので、
前向きにただその場でやれることを磨いていった人。
そして弊社のスタッフのように、
視野を広げて考えまくって動くような人。
みんながみんなは厳しいかもしれません。
作業が大好きでそれを集中してやりたいという人もいます。
効率を上げることにやりがいを感じる人もいます。
ただ、この分野は将来AIに取られてしまうかもしれないので
そうはいっていられなくなる可能性もあるっていうことです。
今から準備しても遅くないのかなと思う今日この頃。
とはいってもどうやってそんなスタッフになれるのか?
そんなスタッフに育つのか?
その辺をまた今度。
それではまたー。