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「気が利く」を浪費するな

気が利いてる人は、重宝されます。
しかしながら、「気が利く」は無限に供給されたりはしません。

気が利く人は、周囲に気を配り、隙間を見つけては埋め、動きが悪いところには油を差します。
この行動は、自己犠牲的なものです。
隙間を埋めるのも、潤滑油とするのも、原料は己自身です。己の精神です。

本人が自覚しているか否かに関わらず、気の利く人は、自身の身体と精神を削っているわけです。

だから「気が利く」が、無限に湧いて出てくるはずがないんです。気が利く、は、有限なリソースなんです。

貴重なリソースです。失ったが最後、二度と手に入らないリソースです。

最大の問題は、「気が利かない人」は、周囲にいる「気が利く人」の有限で貴重なリソースを消費していることに気づいていないってことなんですよね。

誰かが自分のために、リソースを割いてくれている、ということに気付けるかどうか。
コレが、気が利く人間になれるかどうかの、最初の分岐点なのかもしれません。

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