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「やりたいこと」が無いときは、目の前のタスクで120点を取ろう

やりたい事がない、という話をよく聞きます。

明確に、どうなりたいかなんてわからない。
何をやりたい?と聞かれても困る。

この悩みは、特別なものではなく、多かれ少なかれ、みんなそうです。そんなものです。

あれこれ興味はあるけど、どれにするかは決められない。
いろんな選択肢があるけど、そこから絞り込むのは「可能性を捨てる」ことになるので、やりたくない。

とても気持ちはわかります。
僕も、そんな感じでしたし。

僕らにできることは「将来に向けた選択肢を減らさない努力」です。
時間と共に減っていく選択の幅を、できるだけ押し留める。
それくらいしかできません。

(書きながら、最近、どこかで似たようなことを書いたよなーと思ってましたが、このnoteでした。)

で、まぁ、そんなわけで「みんな悩む」んですよね。
やりたいことって、なんだろう。って。

ただ、悩んでも仕方ないんですよ。
どうせ見つからないんで。
結局は「決め」の問題なのです。

決めたくない、という意思や意向の話です。
決めらくないから、決められない。

だけど、別にいいと思うんですよ。
結論を先延ばしにしても。
それも人生です。あなたの人生です。

ただ、後悔するリスクがある。
後から振り返って、もっとこうしておけばよかった、、、となるリスクがある。

それを避けるため、いや、避けられはしないかもしれないけれど最小限に押し留めるために、僕たちができるのは「目の前にあることに、全力を注ぐ」ことだけです。

与えられたタスク、やらざるを得ない仕事、そういうものをとりあえず全力でやり切る。
他の誰かより上手くできれば最高。
それが無理でも、少なくとも、自分の中での最高の結果を残す。
自己ベストを叩き出す。それを、毎日更新する。

やりたい事が見つかるかどうかなんて、誰にも分かんないです。
死ぬまで見つからないかもしれない。
だから、そんなことに思い悩んで、貴重な脳のリソースを無駄遣いするくらいなら、何も考えずに全力で仕事に打ち込んだ方が良いです。

全力でやれば、手応えを得られるかもしれません。
成果が出れば、周りからの高い評価によって、自信ができてくるかもしれません。
そうして得られた成長実感が、あなたの「やりたいこと」探しに良い結果をもたらしてくれるかもしれません。

長い人生で、なにひとつ悩まずに生きていくってのも、なんとも勿体無い話です。たまには悩んでみたらいいと思うんですよ。
でも、悩んでばかりいても、それはそれでしんどい人生です。

ほどほどに悩んで、ほどほどに諦めて、ときどき全力疾走してみて、また立ち止まって考えて。
そんな感じが、ちょうどいいんじゃないですかね。

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