#4 人生の隠しコマンド、「没頭」

オードリーの若林さんが好きで、ラジオ聞いたり、本を読んだりしている。理由は、自己肯定感の低さをありのまま表現してくれるから。かつそれをメディアにちゃんと出してくれるから。共感したものを一部抜粋。

「唯一ネガティブな時間から逃れられる人生の隠しコマンド、それが没頭である。」

これは最近、気づいたけど、没頭することは自分を責める時間を減らしてくれる。逆に言えば、暇な時間を作らないように努力することで、幸福感を高めることができる。その没頭する対象もできるだけ、将来の自分に役立つものに限定することで、将来の自分が成長でき、より幸せになるというループに入るので、実践していきたい。(完璧主義だと休みの時間も意識的に作らないと、成長に全振りして潰れるので注意)

「世界の見え方はどんな偉人であれ、悪人であれ、思い込みに他ならない。肝心なのは、「どう思い込むか」である。」

思い込みなんて、なんの役にも立たないと思っていたけれど、過去を振り返って見ると、意外と重要なものかもしれない。昔、入ってたサッカークラブの練習後にそのコートの外周を全員で1週、全力で走って、タイムを計り、そのあと、そのタイムを切るまで、外周し続けるメニューがあった。当時できた理由は子供だったからなんとなくいつか終わるだろうみたいな安直な考えでやり切れていたが、今、少し成長して、客観視を「身につけてしまった」状態だと、「うわ、これ永遠に終わらない可能性あるな」となんとなく想像してしまって、途中でギブアップ自信がある(体力の衰えもあるが)。社会人としての実践的な使い方は、「この会社の試験に受かって働いてるわけだから、どんな辛い状況でも、なんとかなる」とか「プライベートですごい嫌なことがあったけど、前にも似たようなこと乗り越えたし、今回も、どうせすぐ忘れる」とか。思い込みは使いようによっては、精神面でとても強い味方になってくれる。

思い込みの良くない例もある。例えば、今回うつ病発症したかもと思って、精神科にいこうかと相談した時に行かない方がいいと言われたことがある。その時は、なんとなく、そういう意見もあるかぐらいにしか考えていなかったけど、その真意がなんとなく分かってきた。一度、あなたは「うつ病」です。という烙印を押されてしまうと、日常の中での自分の良くない行動を「まあ、うつ病だからな」という、国から認められている最強の言い訳で許容してしまう。これを繰り返し、人間としてのスペックがどんどん下がる。あくまで、自分の場合は、うつ病の直し方は、ある程度、治ったら、もううつ病治ったと思い込んで、失敗を許容しすぎないことだと感じた。良くない方向への思い込みは悪い意味での味方になってしまう。

「好きなことがあるということは、それだけで朝起きる理由になる。好きという感情は肯定だ。つまり好きなことがあるということは、世界を肯定していることになる。」

うつ病になると、寝付けが悪くなる症状が出る。なってみてから感じたがこの症状が出る原因は、「うわ、明日仕事かやだな、寝て起きたら仕事が始まるな、寝たくないな」ってなって、体が無意識に嫌なことを避けるために寝ようとしないみたいな感じ。今まで仕事をしてきて、友達が増えたり、上手くいって嬉しかった経験もあるのに、なぜか仕事のネガティブ要素ばかりを思い出してしまって、こうなってしまう。ちゃんと寝れる、朝、爽快に目覚めるには、好きなことを意識的に作る、日常の些細な幸せを見つけることが大事。

「0じゃない可能性に自分で0をかけている人間は、生きるのに相応しくない。」

人間はみんな可能性がある。でも、自己肯定感が低いと、自分なんて、、と常に0をかけてしまう。生きていく中で、いろんなチャンスがあるが、リスクを恐れて、積極的に行動するのを、控えてしまう。書く分には、そんなのもったいないじゃんと今も思うのだが、実際にその場面に遭遇すると刀を引っ込めてしまう。成功したら、自信につながるし、失敗しても、経験になるし、何よりネタになるし、いいことばかりなので、少しづつでも色々挑戦していこう。

「批判は簡単だ。この世に完璧なものはないから。批判は一瞬で、創造は1日にしてならない。他人への批判的な視線は結局自分に返ってきて、人生を楽しむ選択肢を奪う。」

他人への批判的な視線がかなりある方だと思う。嫌われたくないので、ここには書けないけれど。でも、基本的には、自分がそれをできないから、否定することで自分を正当化するだけの嫉妬的な感情。単なる逃げ。戦ってる方がよっぽどちゃんとした人間だ。そういう人たちの方が人生が成功(ここでいう成功は、資産、人脈、経験を得るということ)していくこともなんとなく分かってきた。


これらの抜粋のような言葉を困っている他人に投げかけられる存在でありたいし、

他人の柔さを想像できずに、自分の過去体験だけで、価値観を形成する大人には、絶対なりたくない。


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