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そうだったのか家康!(゚Д゚ノ)ノ

今年の大河ドラマ『どうする家康』の時代考証を担当されているのは、小和田哲男氏、平山 優氏、柴 裕之氏の3名なのですが、その中のひとり、柴 裕之氏の『徳川家康』を読んでいたら、従来の通説をひっくり返す記述がありました。

通説として、江戸時代に作成された諸書により、この年に広忠の嫡男竹千代(のちの徳川家康)が駿河今川氏へ人質に出されたところ、婚姻関係にあった田原戸田氏に奪われ、信秀に渡されたとされてきた。しかし、近年の研究成果によれば、同時代の史料からその事実はうかがえず、竹千代の信秀への人質は、この広忠の降伏の時になされたと考えられている。こうして、信秀は松平領国を織田氏の勢力圏下に収めたのである。

『徳川家康』柴 裕之:著

つまり、家康は今川家への人質だったのはずなのに、裏切りによって織田家へと渡されたのではなく、初めから降伏の証として織田家へ人質として出されたと・・・(@_@;)。

最近の研究では、そうだったのか家康!(゚Д゚ノ)ノ。

というか、そこは新たな解釈として採用して、大河ドラマで描いて欲しかったなぁ。


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