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さて、問題です。

どうも、元そこそこ強豪野球部ベンチ外のシュシュです。

いきなり問題です。
下の4つを【成果が上がる順】にならべてください。

A.良い練習×いっぱい練習する

B.悪い練習×いっぱい練習する

C.良い練習×あんまり練習しない

D.悪い練習×あんまり練習しない

どれが一番成果上がると思いますか?そして、その順番はどうだと思いますか?

下に答えがあるので、ちょっと立ち止まって考えてみてください。

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じゃあ答えをいいます。

答えは【A→C→D→B】です。
正解しましたか?
A→B→C→Dの方もいらっしゃると思います。とりあえず簡単に解説します。

まず、【A.良い練習×いっぱい練習する】が一番なのは当たり前ですね。良い練習をめちゃくちゃやりまくったら、成長しまくりなので。

次はCの【良い練習×あんまり練習しない】です。ここでBの【悪い練習×いっぱい練習をする】を選択した人もいるかもしれません。でも違います。理由はのちほど説明します。
Cの良い練習を、サボりぎみにやるですが、これもまぁまぁいいです。練習したくなくて、何が必要か考えて、最短距離の方法を見つけてそれをやる。これは要領良くこなせるザ・できる人です。

3番目はDの【悪い練習×あんまり練習しない】です。ここで間違えた人が多いかと思います。悪い練習はどんどん悪化するのでやらない方がいいです。
例えば、今大阪にいるとして、東京に行きたいと考えます。「悪い練習をする」というのは、ここでいうと福岡に向かっていくことを意味します。であれば、「あんまり練習しない」方がいいですよね。福岡に向かって一生懸命ダッシュしまくると、目的地からものすごく離れていきます。むしろ、ゆっくり歩いてた方が結果的に目的意識から離れなくてすむので、D.「悪い練習をあんまりしない」が3番目にいいやり方だといえます。

最後は、Cです。「悪い練習」×「いっぱい練習する」は、最悪です。野球で例えるなら、絶対打てないバッティングフォームで、素振り1000回とかですかね。これだと、絶対打てないバッティングフォームが猛烈に固定されて、もう後には戻れなくなっていく、むしろ打てなくなっていくということです。

よって答えは【A→C→D→B】ということになります。

これはかなり皮肉ですよね。やりようによってはいっぱい練習するヤツがバカをみる可能性だってあるってことです。ここまでとはいいませんが、これに近いことが起こっているように思います。現に自分もこれをやっていました。

当然ながら目指すべきは「良い練習をすること」です。これは非常に難しいです。ですが、逆に難しいからこそチャンスです。差がつきます。
大抵の人は、ただ一生懸命やる、ただ数や量をこなすという方向しかしません。比較的簡単な行動や練習に逃げます。スポーツをする人に足りないのは、練習や実践よりも、思考の方です。
なので、考えたり、知識をつけたりする時間をもっと作りましょう。

簡単にまとめますと、
・良い練習をするために、もっと考えましょう

・練習の時間だけでなく、どうすれば上手くなるかを考える時間をもっと設けましょう。

ということです。

おたがい頑張りましょう。