独断と偏見でお送りする「ライブ遠征の準備のしかた」

※令和2年4月9日現在において遠征および外出を促す目的の記事ではありません


このnoteも本当は週1投稿くらいの頻度にしたいのに、忙しいからという理由をつけてサボっています。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

私はというと、以前から注目していた「ずっと真夜中でいいのに。」というアーティストのライブに当選したにもかかわらず、昨今の情勢の影響によりライブが延期されたことを嘆いています。何が悲しいって、本来はGWの最中に予定していたライブを延期して「平日のド真ん中」に行うことになったことです。

私は生粋の地方民で、ライブ会場の幕張メッセまでは新幹線と在来線で3時間半~4時間くらいかけて行かなければならない。
それでいてライブは19時開演なので、間違いなく泊まりで行くことになるでしょう。ということは?有給休暇を2日も使わせてもらわなきゃいけないんですね。

地方民からすると公演の延期というものは深刻な問題なのです。
今回はライブに関する準備について改めて考えていきたいと思います。


1. 抽選戦争に勝つ

まずは先行抽選に当たらないと話が始まらないので応募します。一般発売の競争(先着順)にはハナから勝てない雑魚の民。
どうしても当選したい場合でプレミアム会員の制度があるなら、プレミアム会員になりましょう。毎月数百円を支払うだけで会員限定のプレミアム先行抽選に無料で応募できます。

私はミュージカル本公演に落選した後に会員になったのですが、ライブビューイング当選しました(でも地元の映画館で見る人が少なかっただけという可能性も否定できない)。


2.スケジュールを考える

開場時間と物販の開始時間の確認をしましょう。
ライブの開場時間はわかっても物販の時間はライブの日の1週間くらい前じゃないとわからない、ということが多いです。なのでスケジュールの余裕をもたせて、いつでも予定を変更できるようにしておきます。会場周辺で物販〜開場までの時間が潰せそうなところも探すことができればなお良いです。

ライブ会場から遠くない位置に「なんとなくこれ行きたかったんだよなー」というスポットがあれば、それもスケジュールに組み込みます。やりたいことを一回の移動で済ませるのは合理的ですね。
午前中に開始するライブに行くことはそうそうないので、午前中~お昼にかけてサッサと予定を済ませ、いつ始まるかわからない物販に備えましょう。ちなみにもし延期がなかったら「おいしい浮世絵展」に行くつもりでした。

私が東京のライブに行くにあたって午前中によく行くスポットNo.1は国立科学博物館です。田舎の博物館じゃ想定しないような面白い企画展をやっている印象があります。

初めて行く土地の場合は迷子になる時間も考慮して多めに時間を見積もっておくといいです。でも大抵のことは走って移動すればどうにかできます。私が旅先で冬でも汗拭きシートを持ち歩くのはこのためです。


3.予約を取る

ここが今回の記事におけるキモです。

先ほど組んだスケジュールで必要となってくるサービスの予約を取ります。
私自身、実は東京に泊まることはなかなかありません。いつも新幹線で現地に向かい、夜行バスで帰っています。少しでも交通費を抑えるなら往路も復路もバスを使うのが良いのですが、半日座ったまま拘束されるのが体力的に厳しいので……

新幹線を利用する場合は「えきねっと」という新幹線の予約ができるサイトの「お先にトクだ値25」で予約します。この25という数字が何かというと、なんと定価の25%をオフにしてくれる=75%の価格で利用できてしまうというありがた~いサービスなのです。ただし、競争になるときもあるので事前受付予約(1ヶ月+1週間前に受付できる予約)で申し込むのが安全です。

夜行バスを利用する場合は「バス比較なび」で乗車できるバスを調べるのですが、利用するバスは必ず「オリオンバス」にしましょう。
夜行バスあるある「座席倒すときに後ろの人に確認するかどうか」「どれくらい倒したらいいか」問題に終止符を打ったのがこのオリオンバス。なんと、客が乗車する前に全てのシートをMAXまで倒しておいてくれるのです!これは嬉しい!

参考:
【感動】公共交通機関の「座席をどこまで倒していいのか問題」がついに終結か / オリオンバスが超簡単なアイデアで見事に解決していた!
https://rocketnews24.com/2018/02/09/1018213/

なお、今回のライブについては初参加のアーティストのためおおよその公演時間がわからないこと、会場が千葉県であることを考慮してホテルに泊まることにしました。
ホテルを予約するときはいつも「じゃらん」を使っています。なぜかというと単純に使い慣れているからです。

ライブ前に寄るスポットで前売り券を取り扱っている場合は買っておきましょう。サンシャイン水族館とか行こうものならチケット購入列が壁サーかってくらい並んでいるときがあります。
(壁サー:同人イベントにおいて人気のサークルのこと)


4.予算を考える

ワーキングプア民としては避けて通れないお金の問題。
極論を言ってしまえばライブのためだけに現地入りし、ライブが終わったら即帰宅するのがお金の利用を最小限にとどめる方法です。しかしそれじゃ面白くありませんよね。普段行くことのない地域に行くのであれば当然コスパの良い遠征をしたい。

そこで、今まで考えたスケジュールに必要な予算を考えます。クレジットカードを利用することで支払が後になるのはどのお金なのか、現地で使う予定のお金はいくらなのか、Suicaにはいくらチャージしておけば足りるのか……ここで計算した予算金額を支払えないかもしれない時には予定を減らします。
たとえば、今回千葉に初めて向かうので、シャチの有名な「鴨川シーワールド」とか行きたいな~と思って調べたのですが、入館料がなんと3,000円!ヒ、ヒエ~ッ!しかもそうでなくても都心からはアクセスしづらいところにあるみたいです。諦めました。


5.アーティストの最新情報を常にチェック

予約完了したらやることがなくなるわけではありません。物販が何時開始なのか、物販で何を販売するのか。少なくともこの情報は確認する必要があります。

一番良いのはそのアーティストのTwitter公式アカウントをフォローすることです。もしTwitterをやっていないアーティストであればホームページを毎日チェックしましょう。私はどっちもやる派です。
これでライブが中止なのか延期なのかも把握できるということです。なんて便利な世の中なんだ。


ライブ参戦は楽しい!!ライブに一度も行ったことがない人は人生損してるとまで思えるくらい。
現在の問題が収束したら早くライブに行きたいです。そうじゃないと私は何を楽しみに生きればいいのかわかりません!