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Vol9. テクニカル分析でできること

今回から少しずつテクニカル分析のことについて触れていきたいと思います。

復習

まずは前回の復習です。
テクニカル分析とはどのような分析だったでしょうか?
「過去の価格をもとに相場を予測する分析」のことを指します。

では、テクニカル分析をやるとどのようなことが分析できるのでしょうか。
テクニカル分析でできる内容は大きく分けて二つあります。
- 株価のトレンド分析
- 売買のタイミング分析


それぞれの分析内容について触れていきます。

株価のトレンド分析

「トレンド」というのは「方向性」のことを指します。
トレンド分析を行うことで、現在の株価が今後、上がるのか下がるのかを分析できます。

分析した結果、今後、株価が上昇すると想定出来れば、買いから相場に参加すればよいのです。
また反対に、株価が下落すると想定出来れば、売りから相場へ参加すればよいのです。

このように株価のトレンドに乗って取引を行うことを「順張り投資」と言います。
豆知識ですが、順張り投資のことを「トレンドフォロー」とも言ったりします。

トレンド分析を行わず順張り投資を行おうとすると「株価のトレンドが出てから、確認できてから」相場へ参加することとなり、その分、出遅れが生じてしまいます。

ですが、トレンド分析を行い事前に方向性が見えていれば、早い段階で相場へ参加することができ、利益を出せる確率も高まってきます。

売買のタイミング分析

トレンド分析を行い、方向性はつかめた。
でも、「いつ」相場に参加したらよいのかわからない、ということありますよね。
そんな時は、売買のタイミング分析を行ってみてください。
一般的には「オシレーター系分析」などとも表現されます。
オシレーター系分析を行うことで、株価がこれ以上「上がらない」「下がらない」だろうと予想することができます。

株価がこれ以上「上がらない」と分析できれば、売りから相場へ参加すればよいのです。
また反対に株価がこれ以上「下がらない」と分析できれば、買いから相場へ参加すれば良いのです。

このように「トレンド」と反対の売買から相場へ参加することを「逆張り投資」と言います。

まとめ

テクニカル分析は大きく分けて「方向性」と「売買のタイミング」を分析することを指します。

注意点は「どちらの分析も行うことが大切」ということです。
色々なテクニカル分析を重ね合わせることで利益を出せる確率も高まりますので色々と試してほしいです。

でも、テクニカル分析を重ねすぎると、相場へなかなか参加できず、機会損失につながる可能性があるので、やり過ぎも厳禁です。

まずはいろいろなテクニカル分析を探してみてください。
そして、色々とを分析を重ねて、独自のスタイルを築いてみてください。

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