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象眠舎 Mirror 制作記 おまけ ライブ
10月に配信ライブがあったので、ライブ用のアレンジの話。
この音源は基本的にシンプルにして音数を減らし、個々の音、楽器を個性的にすることによって成り立たせていたのですが、ライブはそうは行かないし、そもそもこの曲は(というか僕がプロデュースするものは)リズムを捉え方が難しいので、ライブで上手くいくかどうかが不安でした。
そこからどうするかを考えずに、ひとまずはこの曲の骨格、メインとなるフレーズをどう
象眠舎 Mirror 制作記 5 post production + Track Down
さて今回が最後、
ここからおおよそのミックスダウンに入りますが、この状態でもオケの出来は5割ほどです。
ここからも足らないところに音を足して行くし、余計なところは抜いていきます。
前の投稿に書いた通りメロディーを淡々としたことの弊害か、音楽が軽すぎてしまって、もう一つフックになるものを探してたところで、歌の隙間に歌詞をつける前に録ったサックスを入れて見たらどうだろうと思いつき、前に録音したサ
象眠舎 Mirror 制作記 4 track making + post production
トラックの楽器に関しては2019年からリズム、トラックメイキングでは自分の中ではこの人!と思っているデンダヒロノブ氏とのやりとりが一番やりやすく、彼の刺激的なアイデアは延々とスタジオで音を作っていたい気分になります。
ほとんどの現場では僕の突拍子もない要求やアイデアは(そう見えるらしい)、なかなか理解してもらえず、歯痒い思いでセッションを後にする事が多いのですが、アメリカ帰りの小西くんや研究熱心
象眠舎 Mirror 制作記 3 歌詞 part2 +メロディ制作 から歌入れ
今度はメロディーを作る作業に入ります、小西くんは楽器奏者らしく、いつもとても美しいメロディックなものを提案してきてくれます。しかしながら今回は歌詞を伝える事が重要だし、すでにあるサビのメロディは充分に良いメロディなので、それをメインとしてもフックで生かしたいので、あえてメロディーはあまり動かないものに舵をとって一緒に作っていきました。
このようにしてワンコーラスを作り、土台を完成させます。そして
象眠舎 Mirror 制作記 2.歌詞
僕が楽曲制作の最初から参加するときはメロディよりも歌詞の内容を重視することが多く、今回はThinking about you と悲しいね、というワードがデモの中に入ってた事もあり、これを生かして、このワードからどういう内容に広げていくのかを考えました。
君のことを考えているよ、は実は相手を考えてる、思いやっているという"自分"に酔っているのでは?という考えが浮かび、you は me というこ
象眠舎 Mirror 制作記 1
この曲は小西くんからデモをもらった何曲かの1曲で、もらってすぐ聞いた時にはあまり何にもインスパイアされなかったのだけれど、忘れてしまった頃に携帯の音楽をシャッフルで流した時に小西くんの別の曲が流れてきて(2020年6月の時点ではまだリリースされていない曲)、魅力的に聞こえ、その流れで何曲かまとめて聞き返した時にこの曲も引っかかって、すぐに小西くんに連絡して各パートのトラックに分かれている音源をも
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