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能見さんの引退試合を観に行った

能見さんの引退試合を観に行った。

まず、行くかどうかで けっこう迷った。

目の前でV逸する(優勝を逃す)可能性もあって、負け試合かつV逸決定直後に引退セレモニーなんて悲しすぎる

自分が行ったから負けた、みたいな思い出になりたくなかった。
これはぶっちゃけ完全なる思い込みで、
実際今季現地観戦は4勝4敗と勝率5割
某モ○ル氏に比べれば、まだマシである()


あと、能見さんに格別なる思い入れがある訳でもない
たしかに能見さんは私が小学生の頃、
阪神のエースとして活躍していて、
まさに世代である。
オリックスに移籍すると聞いた時は飛んで喜んだ。
選手兼コーチとしてお父さん的存在として若手投手をサポートし
優勝の立役者ともいえる活躍をしてくれた

とはいえ、そのくらいで、ガチなファンって訳ではない
ファッション能見ファンである

じゃあなぜ引退試合を観てみたいと思ったかといえば
この辺の動画に影響を受けているからである。

ふだん感動して泣くことがあまりないが、
こういう引退セレモニーの動画は何回見ても涙が出てくる

特に小谷野の引退試合はぐっとくるものがあって
ガチで定期的に見ている

普段は体験できない感動が味わえるのかなと思って
当日朝にチケットを取った。

試合の詳細は省略するが、オリックスがサヨナラ勝ち
益田・平野・オスナの3劇場を観覧し、
宗の好走塁、周平さんのサヨナラセーフティスクイズも現地からするとわけわからん感じで、知らんうちに勝っていた()
なんとかV逸を逃れ、能見さんの引退セレモニーも明るい気持ちで迎えた。

能見さん泣くのかなあと思ったら
全然泣かない。なんなら笑いをとってきたw
そんなわけで、正直あまり感動しなかった。
意外と平凡に終わってしまった。

とはいえ
悔しい思いをしながらしれっと引退する選手が山ほどいる世界で、
たくさんのファンに囲まれて、慕ってくれる選手に囲まれて幸せなんやろなあと感じた。



自分が組織を去るときはいつも地味である

しれっと去ることが多い
組織にそこまで注力することもないし、
後輩を可愛がるなんてこともしないので。
色紙のコメントは頑張って捻り出してくれたんだろう、ありきたりな表現が並ぶ
大々的に送ってもらったこともない

それはそうで、飽き性とめんどくさがりのせいで、
色々言い訳を言ってサボって努力し続けることはしない
突き詰められないから後輩に教えることもなく
自分のことで精一杯で周囲に気が遣えないんで。

こういうのをも見ると
皆から応援され、頼りにされ、慕われる
それくらい周囲に貢献して

去り際には過去を思い出して
死にたくなるくらい苦しんだけど
ここまでよくやったな
と思わず涙が出るくらい情熱かけて

そんな人生を送りたいなあ


前の日に新卒で働く職場に行った。
まだまだ戦闘力ゼロでスタートラインすら立っていない

こんな現状ではあるが
引退セレモニーを開いてもらえるくらい
必死こいて働きたいなあ

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