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AGEs 終末糖化産物について気になる方へ

 

AGEs 終末糖化生成物とは?

AGEs(エージス、エイジス、エイジズ、エージーイー)とは、Advanced Glycation End Productsの略語であり、終末糖化産物、後期糖化生成物などと訳される。タンパク質または脂質が糖へ曝露されることによる糖化反応(メイラード反応)によって作られた生成物の総称。(1)

つまりAGEsとは タンパク質と糖分が結合されてできた、終末糖化生産物である。
一般的に、糖質やタンパク質は血液をかえして、筋肉やそれぞれの機関に運ばれますその際血中に過剰なタンパクや糖分があればどうなるのでしょう?
また、過剰とはどれくらいを呼ぶのでしょうか?

一日のタンパク質量

ハーバード大学によるとタンパク質の推奨栄養所要量Recommended Dietary Allowance(RDA)は、体重1キログラムあたり0.8ℊの適度なタンパク質です(トレーニングをしている人は、1日あたり体重1kgあたり1.2〜1.7g)。 RDAは、基本的な栄養要件を満たすために必要な栄養素の量です。それはあなたが病気にならないようにするために必要な最小量であり、あなたが毎日食べることになっている特定の量ではありません。(2)

ex)100g 枝豆で約11gほどとれます
75㎏x0,8=60g 

では糖質はどうでしょう?

一日の糖質量

AHA(American Heart Association)は、ほとんどの女性で1日あたり100カロリー(約6ティースプーンまたは24グラムの砂糖)以下、ほとんどの男性で1日あたり150カロリー(約9ティースプーンまたは36グラムの砂糖)以下の砂糖の追加制限を提案しています。(3)

これを超える量を取れば過剰だといえます。

病気の可能性

ただ、糖質を過剰に取らなくてもたくさんの脂質(飽和性脂肪など)を取ってしまうと内膜を脂質で塞いでしまい、結果、血液中に必要以上の糖質が残留してしまうことが起こります。

それは臓器を傷つけてしまうという意味になります。
糖尿病、動脈硬化、高血圧症、がん、腎疾患、骨粗鬆症、神経疾患などの病気につながります

AGEは食事や様々な生活習慣を工夫することで体内にたまる量を最小限に抑えることができます。 それによって老化現象や様々な病気の進行を抑えることができるかもしれません。



(参考文献)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/AGEs
2 https://www.health.harvard.edu/blog/how-much-protein-do-you-need-every-day-201506188096
3 https://www.hsph.harvard.edu/nutritionsource/carbohydrates/added-sugar-in-the-diet/

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