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西陣織を学ぶ(前編)

久々にnoteで記事を書く。
これまでもnoteで書いてPandoで書いてきたけれど、久々に書くnoteはなにか緊張する。
なんとか書き切れればいいネ。

さて、noteを更新しなかったのは、忙しかったからだ。

この記事を書かなかった2週間を思い返してみようと思う。

蜂蜜専門店で蜂蜜を買って、おかきを食べて。
コーヒーをのんで、ビールを飲んで、日本酒に目覚めて。
ハンバーグプレートを食べて、クレープ食べて・・・

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あれ、、記事も書かずに食べることばかり、飲むことばかりしていた。。
夢ではなく、これは現実で、夏に痩せるという目標はどうなったのか。。。

ただ、言えることは”忙しかった”。食べ飲む事に忙しかった。

ほんとに大変だった。。

こうして思い返してみると西陣エリアを楽しんでいたと実感できる。

「蜂蜜専門店で蜂蜜を買って、おかきを食べて。
コーヒーをのんで、ビールを飲んで、日本酒に目覚めて。
ハンバーグプレートを食べて、クレープ食べて・・・」

これらの行動が西陣の中で完結してしまった。
だから、noteが更新できなかったのは西陣が悪いと言うことにしておこう。

他に西陣でやったことってなんだろう。

そういえば、「西陣織」という織物の見学に行ってきた。


西陣織
「多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で生産される先染(さきぞめ)の紋織物」の総称。
国の伝統的工芸品。

この思い出をすこしだけ書き綴ろうと思う。

私が西陣織と出会ったのが、

8月27日と28日の2日間、河原町御池にある京都信用金庫「QUESTION」というビルで開催されていた「mono-gatari」というイベント。

当初、私の目的はこのイベントの主催者であるsampaiというブランド が作るピアスやイヤリングがどの様なものなのか見たかったからだった。
産業廃棄物から作られるアクセサリーはどんなものなのか見たかった。

instagram:sampai.store

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現在、sampaiは大丸京都店にて展示イベントに参加中!
クラウドファンディングも実施中!

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どの様なアクセサリーが産業廃棄物で作られているのか好奇心と物珍しさにそそのかされての見物だったのだが、期待していたよりも想像以上のイベントだった。

産業廃棄物から作られているとは思えない色とりどりのアクセサリー。
それが目の前で作られていく。

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また、主催者たちが時間をかけて丁寧に取材したことがわかる展示パネル。
何を伝えたいのか、撮影者の意図が伝わってくる写真。

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自分が良いと思った匂いをブレンドできるアロマのワークショップ。

どれも非常に良かった。好奇心をくすぐられた。2時間ほどしか滞在できなかったが、あっという間の2時間だったと感じられた。

この充実した時間の中で私を最も惹きつけたのが”あるお菓子”だった。
(写真の左側の箱2つ)

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それは一見、和菓子の様だった。

箱を空けてみると、

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チョコに包まれた、いもあんのお菓子で、ショウガの漬物が練り込まれているバージョンと昆布が練り込まれているバージョンの2つがあった。

どちらもコーヒーにマッチし、おいしかった。
(またどこかで買えないかしら。。。。)

写真だけを見れば、ただのお菓子なのだが、表面に注目してもらいたい

お菓子の表面には、なぞの形が彫られている。
これは杼(ひ)と言われる道具のかたちで、西陣織だけでなく、織物には欠かせないものである。

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織物はたて糸とよこ糸が交互に編まれることで布状になっていくのだが、そのよこ糸を通していくときに使われる道具である。
この杼(ひ)が西陣織にとって重要な役割を担うのだが、100年程は壊れないという特徴をもつ。

その一方で、壊れないと言うことはそれを作る職人さんの仕事がないと言うこと。
そのため、これまで多くの職人さん達がやめていかれた。
西陣も例外ではなく、西陣唯一の「長谷川杼製作所」さんが暖簾を下ろすことになった。

だから、「西陣の文化要素の1つを無くさないためにも」と言う想いで杼を残すために有志が集まり、お菓子が作られた。

私は文化を違うかたちでも紡いで移行とする想いに感動したと同時に、今の西陣織について知らなければという焦燥感に駆られた。

じゃあどうするのかと考えたときに西陣には手織りで作られる西陣織を学べる場所である”織成館”があると知り、行くことにした。

この様な経緯で、西陣織の見学に行くことにした。

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ここまで書いてきたのだが、長すぎるため前編と後編に分けようと思う。


今回の前編を読んで頂きありがとうございます。
後編はまた明日書きます。

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