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母の日に、一年前のからの巣症候群を思い出す

ちょうど一年前ぐらいだった、突発性難聴になった。
その少し前に、息子が大学を通うために家から出て県外に巣立っていった。
とても優しくて話しが合う仲良し親子だったから、離れてから寂しくて仕方なかった。
夫婦の仲が良いとこうはならないらしいけど、私は息子の方が安心感があって、一緒にいてただただ楽しかった。
だけど、子供は期間限定のボランティアであって、パートナーじゃない。
当たり前だけど、いつからか、
ツインとも近づけない寂しさを子供が埋めてくれていたから、無理もない。
今は、色々あったけれど、早めに引き離されて、息子にとっても良かったのかもしれない。
本当の愛情とは、相手を自由にすることだそう…。
愛情を込めて育てて、子離れがすんなりいく人もいるだろうけど、頭で考えるように行かないのが人生。
今、ちょうど同じ境遇にある方に伝えたい。大丈夫、なんとかなる。
絡まった糸が解れるように、気持ちは整理されてきて変化するし、時は過ぎ去る。ちょっと寂しいとかいう気持ちがあってもいいと思う。
普通に生きていれば必ず会えるのが親子関係。ここは手放さなくて良くて、執着を緩めるだけでいいんだよね。

また、これまで不仲だった夫とも、少しずつ歩み寄って来ている。
女性は、あらゆる胸中でも、生きていくための柔軟性がある。
新婚さんには戻らないけれど、
相手を思いやり、寄り添える関係をもう一度築いていきたい。
毎日、帰るよLINEをしてくれる夫のマメさは、付き合っている頃から変わらない。付き合っていた頃は、毎日電話していたのが懐かしい。
身近な人間関係だと感謝を忘れがちだけど、今一度周りの人へ感謝をしたい。

からの巣症候群は、母の勲章🎖️
時に、どうしても少なからず自己犠牲が伴うのが子育て。
そんな頑張ってきたお母さんたち、私自身もだけど、これからは自分を愛することを思い出して欲しい。
母の日に、自分にプレゼントを贈るのもいいかもしれない💓


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