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一木立一選手、沖縄SVへの置き土産を残せるか。

JFLへの挑戦。過酷なレギュレーション。

一木立一選手が所属する沖縄SVも出場する全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2022について書きたいと思います。

この大会は、Jリーグのチームを応援しているサポーターは意外にも知らないJへの登竜門。これが一年間、タフなリーグを戦った王者たちが集い、JFL昇格を手にするための大会です。

Jリーグ(J3)へ入会するためにはJFLで4位以内かつ百年構想クラブ2位以内に入らなければならないわけですが、そのJFLに行く道はさらに過酷です。

本大会に出場するのは、以下のブロックでリーグ戦で優勝したクラブ(9チーム)全社(3位クラブ)です。
関東・関西・九州・東海・北海道・中国・北信越・東北・四国

大会形式は?

(1)1次ラウンド:出場12チームを4チームずつ3グループに分けリーグ戦を行い、各グループ1位の3チームと各グループ2位の中で、成績最上位チーム1チームの計4チームが決勝ラウンドに進出する。
(2)決勝ラウンド:4チームによるリーグ戦を行なう。

http://www.jfa.jp/match/regional_league_2022/about.html

決勝ラウンド上位2チームは来年のJFLリーグへ昇格します。

日程は以下の通り。
[1次ラウンド]2022/11/11(金)~11/13(日)
[決勝ラウンド]2022/11/23(水)~11/27(日)

つまり、1年間リーグで勝ち点を積み重ねたムキムキの精鋭たちが1次ラウンドでは1日1試合。決勝ラウンドでは試合-調整を中1日で3回繰り返す。中1日の過密日程は、イングランドプレミアリーグなどで行われることがありますが、実質は2チーム分程度のメンバーが疲労を考慮し入れ替えをするターンオーバーを採用しているからできること。1次ラウンドの1日1試合については、もう理解不能なレベルの過密日程です。

地域リーグで優勝するほどの力を持っていても、上位カテゴリーに昇格できないことがある。昇格を決める決死の大会だということです。

出世番号を背負って、地域CLへ挑むザスパ戦士。革命児の系譜・一木立一。

ここへ九州1部リーグのチャンピオンとしてこの大会へと駒を進めたのが、沖縄SV。このクラブへは、ザスパクサツ群馬から期限付き移籍中の一木立一選手がいます。

ザスパクサツ群馬での「26」を背負う一木選手は、プロ2年目の選手。1年目はFC刈谷(当時JFL)で15試合出場3得点と振るいませんでしたが、今年は沖縄SVで22得点の得点王を獲得。今、沖縄を引っ張るエースになっています。

沖縄SVは、”スシボンバー”元日本代表FW高原直泰選手が代表兼監督権選手を務めるチーム。日々の練習の中でドイツでも活躍したエースストライカーの動きを伝授してもらい、成長中のようです。

ワッキーさんにも注目されている、名前だけではなく、顔もカッコいい選手です。

これは、一木選手が東京学芸大学にいた頃につづったブログです。
公立高校出身の無名選手で、インターハイや冬の選手権への出場経験もありませんが、大学ではプロへ進む選手も多くいる中、主将まで務めた一木選手。

ザスパでの出場は、1試合にとどまっていますが、武者修行を終えて成長を遂げた一木選手がこの日本一タフな大会形式の地域CLでどのような戦いを見せるのか、注目したいところです。

一木立一選手は、沖縄SVへJFL昇格という置き土産を残せるか。

ザスパクサツ群馬に関係する選手も戦ってる!!!

元ザスパクサツ群馬の選手もそれぞれのチームで活躍しているようです。

特に、栃木シティの振り分けられたAグループは、我らが敷島サッカーラグビー場で開催される1次ラウンドが行われます。

岡庭選手、阿部選手がサイドを主戦場としてサイドからのエグり、攻め上がりに注目です。

関連URL

https://football-system.jp/fss/pub_mlt_goalrank.php?lid=fc46uvzYIe0=

でわ、

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