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新政権下のジンバブエ、強まる弾圧

アムネスティ・インターナショナルによれば、アフリカ南部のジンバブエで現地時間の2019年5月27日午後、活動家2人が治安当局に拘束された。

同国では、表現の自由、結社の自由を唱える団体に対する弾圧が強まっている。5月以降、エマーソン・ムナンガグワ大統領の政権の転覆を図ったとして5人が拘束されており、少なくとも7人の活動家が拘束されたことになる。

ジンバブエがイギリスから独立した1980年以降、37年間にわたりロバート・ムガベ大統領が政権を維持し、強権的な政権運営が続いてきた。

2017年11月、ムナンガグワ大統領が大統領に就任したが、混乱する経済の立て直しが遅れ、次第に反政府デモの動きが活発化している。

こうした動きに対して、ムナンガグワ政権も前政権と同様に、強権的な手法で対応している。

2019年に入って、デモの参加者に対して治安部隊が実弾を発砲し複数の死亡者が出た。拘束した参加者を警察などが、拷問したとする報道もある。

写真は、2017年11月18日、ロバート・ムガベ大統領の辞任を求めるデモの様子。

Photo by Zimbabwean-eyes, taken in Harare, Zimbabwe on November 18, 2017, Public Domain via Flickr.

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