見出し画像

ヘーゲルのあれこれ

18世紀後半から19世紀初頭の時代を生きていたドイツの哲学者

弁証法とは

ぱっとみて矛盾に見える前提AとBが存在しているときに、
AとBは両方真であり、同時に偽であることが可能だという考え。

例えば、
- 前提A:OOさんは悪い人だ。
- 前提B:OOさんが良い人だ。
という前提が存在しているときに、
この前提AとBは両方真になるケースも偽になるケースもこの世には無数に存在していて、そういう観点で世界で起きていることを理解しないといけないとこと。

弁証法的な考え方

単純な考え方
お水のボトルがある
 → どの山の水から生産されたのか

弁証法的な考え方
お水のボトルがある
 → どの山の水から生産されたのか
 → 誰が作業してたのか
 → 作られた水を運んでくれた配達労働者と雇用主との関係はどうなのか
 → 生産地で自然と人間の関係
  → その中で複数人間たちの関係
 → 水を生産する技術とその歴史
 → その他。。。。
このように一つの現象や物事に対して、関連構成と一緒に深く考えられる力

ミネルヴァの梟(フクロウ)

ミネルヴァは、ローマ神話に登場する女神で技術や戦の神であり知性象徴です。

ヘーゲルはフランス革命を通じて世界は知識人たちを追い越してしまったと考えていました。
そのときに知識人たちの役割は、世界の変化を追いつきながらまとめることにすぎないと出張。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?