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2023/05/18「成長中の組織に“社内ラジオ”はいかが?」#雑な日記

成長中の組織に“社内ラジオ”はいかが?

2020年のコロナ禍突入直後、当時在籍していた会社(社員数1,500人規模)に「社内ラジオ施策」の提案をした。

週5日のリモートワークが一気に進んでいく中で、社内の会話が・雑談が無くなり、社内のいいニュースも悪い出来事も、話題にすら上がらずスルーされていく毎日が簡単に想像できた。

人事部やインナーブランディングを司る部署に所属していたわけではないし、所属した経験もない。
しかし「社内の雰囲気」が自社の強みだと感じながら10年以上働いていた私は、なんとなく感じた危機感と10代の頃からのラジオ愛(30代からはラジオ&Podcast愛)で、気付いたら勝手に創業社長に「社内ラジオ」の提案をしていた。

社内の誰でも収録可能で、誰でも聴ける。PCやスマホのスクリーンをほとんど見ずに、発信し合って受信し合える。そんな「社内の雑談促進ツール」が、今の組織に必要だと感じたのだ。

Voicyの「声の社内報」というサービスを利用すれば、会社のメールアドレス&パスワードでVoicyにログインをした人だけが、シークレットチャンネル(=自社の社内ラジオのチャンネル)の配信を聴くことができる。セキュリティ面を考えると、当時はこのツール一択だった。たぶん今も。

※最も参考になったPodcastを貼っておきます

もともと個人的にVoicyの方とつながりがあったこともあり、提案や価格交渉はスムーズに進んだ。何より直接提案をした創業社長が乗り気だった。

ただ、最後の最後に社内事情で「創業社長の発信をするチャンネル」になってしまった。会社組織というものは難しい。(誤解が生まれるのを避けるために書いておくが、これは創業社長の意向ではない。極めて謙虚で“社員が決めたこと”を尊重してくれる人だ。)

それから間もなく、社内ラジオ施策が始まった。そしてそれは、私が退職した後の今日も続いている。私は外部からプロボノ的にサポートさせていただく形で、関わりを継続している。

背景の説明が長くなってしまったが、この経験が元になり、今日あらたな「社内ラジオ」の取り組みを、副業として事業支援をしている国内留学事業の方に提案させてもらった。

20〜30人規模の、「これから大きくなる組織」が抱える課題(これまでの会社の歴史の共有や、文化の浸透、経営陣や現場がそれぞれ何を考えて意思決定に至っているのかが見えずらい問題)に対して、本当にぴったりな打ち手だと考えていて、やるなら今だと確信している。

また数ヶ月後、ここで何らかの報告ができると嬉しい。

#今日摂取した主なコンテンツ


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