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ヤンマー、船の燃料電池システムを商用化 23年度に

2021年10月13日 日本経済新聞

ヤンマーホールディングスは、2023年度に水素を燃料にした船舶向けの燃料電池システムを商用化すると発表した。

タンクに水素を高圧充塡するホースなどを新たにつくり、同社製の既存システムに比べ3倍の圧力で水素を積めるようにした。船舶業界における温暖化ガスの排出規制の強化に対応する。

9月中旬から約1カ月間、2025年国際博覧会予定地である人工島・夢洲と、同市内沿岸部のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(通称、USJ)や水族館「海遊館」などの観光地を結ぶ航路で、小型ボートの航行テストに成功した。速力は12ノットで最大3時間航行できるという。


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