見出し画像

生命育んだ地球の磁気 地球深部を再現、起源に迫る

2020年2月29日 日本経済新聞

地球は大きな磁石。コンパスと地図を使って目的地に向かえるのもこのおかげだ。最近の研究から地球ができて間もない40億年以上前に地磁気が生じ、地球誕生のシナリオと深く関係していることが分かってきた。

地球の磁力は42億年前に生まれたという結果が出てきた。その証拠が硬い鉱物「ジルコン」にあったと産業技術総合研究所の小田啓邦上級主任研究員と米ロチェスター大学のジョン・タルドゥノ教授らが発見した。

約42億年前には現在の半分以上の強さの地磁気が存在していた。今まではマントルの対流によって生じると考えられてきたが、対流を起こす重要なファクターとしての内核は10億年前にできたということが最近分かってきた。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56184730Y0A220C2MY1000/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?