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国際海運のGHG削減のための更なる対策の導入に向けた議論が進展～国際海事機関 第81回海洋環境保護委員会（3/18～3/22）の開催結果～
2024年3月25日 国土交通省 報道発表
国際海事機関（通称。IMO）は、2024年3月18日～22日に、第81回海洋環境保護委員会（MEPC 81）を英国ロンドンで開催した。
決議事項としては
・国際海運からのGHG削減のための更なる対策
・船舶バラスト水規制
・コンテナ流出の通報手続き
・「燃料油」の定義
・カナダ北極海域及びノルウェー海域のNOx、SOx
注目はGHG関連の条約改正の最終とりま取りまとめ。
船舶のGHG排出規制については、GHG排出に課金し、ゼロエミッション船に還付するGHGプライシングとした経済的手法、舶用燃料のエネルギーあたりのGHG排出量を示すGHG強度に段階的な削減規制を課す技術的手法等の提案について条約改正案が決まった。
また、燃料製造から消費までも換算するLCAガイドラインの策定。燃料消費実績報告制度（通称、IMO DCS）が決まった。
2025年の条約改正案の採択、2027年中の条約改正の発効を目指す
具体的内容はこちら
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001732885.pdf
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