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Revolving Paint Dream

the LOFTに続きまして、更に前哨戦?!?
初期クリエイション・レコード物語、第一話とも言うべき?revolving paint dreamのoptic nerve 7インチの解説です。


どうして、いつだってCreation recordsのはじまりにこんなにひかれるんだろう。はじまりの物語って青春物語として楽しめるしね。それにthe JamとTVパーソナリティーズを通ってきたことも共感しかないし。
彼らの物語を知りたい人は「クリエイション・レコーズ物語」を是非読んでみて。ちょっとドラッグが過ぎるので前半だけで十分かな。

感動的なのはマッギーがクリエイションの最初の12枚のシングル・レコードの型番と演者とタイトルを全部ソラで言えるってこと!
「どれだけぼくがその当時のレーベルを愛していたかわかるでしょ?」って!

マッギー先生、私もです。当時クリエイションのことはメリーチェインで知って、コンピを買ってシングルの重要性に気づいたけれど、学生だったから買いそろえることは叶わず……2015年に初期クリエイションのコンピ『ARTIFACT』が出た時は大喜びでレコードストアデイ限定の7インチボックスまで購入しました。でも所詮レプリカで色味が違う……本物のジャケットは二つ折にした紙を透明ビニ袋に入れてあって、その袋とレコード盤をセットする作業を夜を徹してマッギーやジョー・フォスターたちが直々にやってたのだから重みが違います。でも当時はクリエイションがこんなに大きい存在になるとは誰も思わず、ほとんど見過ごされていたのでした。

このレコードは1984年クリエイションの2枚目のリリースで、カタログ番号はCRE002。the Revolving Paint Dream(RPD)はアンドリュー・イネスが彼女のクリスティンと始め、このレコードでは当時のレーベル仲間たちが勢ぞろいです。ドラムのKen PoppleはBiff Bang Pow!でDave MuskerはTVPでJasmine Minks。Joe FosterもTVPでクリエイションのプロデュースを多く手掛ける中の人で後のRev-olaレコーズ。スリーヴ・デザインはこの周辺でお馴染みのChromatone DesignsことLuke Hayesで、RPDのベース。この辺の人脈図はクリエイションのサイトにあります(http://www.creation-records.com/family-tree/)。
イネスは後にプライマル・スクリームで活躍しますが、マッギーとは1978年パンクバンドthe Drainsからの腐れ縁で、次のバンドはボビー・ギレスピーも参加、Newspeakを経てラフィン・アップルでは自主製作7インチ3枚製作。この頃ロンドンでの荒んだスクワット生活のせいか肝炎を発症しグラスゴーで休養のため脱退。

TVPとWhaam! recordsに感化されたマッギーはCommunication clubを始め、そのサポートバンドとしてイネスの始めたthe Formica Topsも出演。このバンドはリリースはなく、Luke Hayesもいたらしいです。
Communication clubは赤字で終わり、83年にマッギーは国鉄で働きながらフレキシ付きファンジンcommunicaion blur、クラブthe living room、そしてクリエイション・レコーズを始め、徐々にプレスの注目を集めるようになるのです。

このレコードの「in the afternoon」という曲はBiff Bang Pow!も演奏してますがマッギー作曲みたいですね。82年頃のニューサイケデリアの残り香的なこのシングルは初期クリエイションの象徴のようで、そういえば「Flowers in the Sky」は初期クリエイションの初CDコンピのタイトルにもなっていましたっけ。彼らの思い入れが伝わりますね。(the Loftのライナーにつづく?!)

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