【中編】リベンジ!みちのく一人旅をやってみた!
【前編】はこちらからどうぞ。
弘前駅の改札で友人と感動の再会!
前回は来られなくて本当にごめんね。
やっっと会いに来られたよ!何年、いや、十何年ぶり?!会えて嬉しいっ!
と挨拶もそこそこに、友人の車でさっそく移動。
何せ、1泊2日の旅。行きたい場所を事前にいくつか友人に伝えつつ、友人チョイスの場所にも行く、というスタイルで観光します。
事前に旅のしおりを作ってくれた素敵な友人なのです!ありがとう!
何と行っても弘前は、素敵建物の宝庫なのだ。
まずは、友人のオススメ、旧弘前偕行社へ。
受付で入館料を支払い、職員さんから簡単に説明を受ける。
重要文化財だが貸室もやっているそうで、当日も何かのグループが活動をしていた。活動している部屋は見学ができません、との事。
建物の保存と活用を両立させるのは大変だと思うが、使わないと建物が痛む場合もありそうなので、支障のない範囲で長く使われると良いな。
撮影も非営利ならばOK。
ということで、他の見学者がいないのを良いことに撮影しまくる。
友人には「ホントに建物好きなんだね…」と半分驚き半分呆れ気味に言われてしまった。
こんな素敵な建物、撮らずにいられようか、いやいられないでしょ。
星のマークの換気口に、すわ、安倍晴明の五芒星か?!と思ったのだが。どうやら当時、舶来物の製品ではこういう意匠が流行りだったらしい、と友人からの情報で知る。
同時代の建築と思しき市内の他の建物にも同じ換気口があり、建設時に舶来物を仕入れたとすると言われてみればそうなのかも、と思うが、ここはロマンを取りたい(え?)。弘前の街を護るための五芒星だから、今でも素敵建物が残されているんじゃないかなあ、と勝手に妄想大暴走。
旧偕行社を後にし、お茶にしましょう、とやって来たのはラビット・クリーク。筆者のリクエストで連れてきてもらった。
友人曰く、時間の流れが違う。
どういう感じ?と思ったら、お店の中はとても落ち着いた雰囲気。先客2名が静かにお話していた。
なんかこう、現代とはちょっと離れた場所に来た感じというか。せかせかしちゃいけないね…と思う時間の流れ方なのだ。
そのため写真撮影が非常にはばかられたが、おいしい物を撮影した。
トライフル!
スコーンも絶対おいしい、とメニュー写真だけで分かるし友人もおすすめしてくれたが、トライフルは珍しい。めったにお目にかかれない!と思って注文。
いや、冷静に考えたらスコーンも単品で頼めば良かったんだよね…と今更気付く。次回のお楽しみにしよう。
上の生クリームと中のカスタードがおいしい。パフェより好きかも。
茶器もかわいらしくて、ポットで煎れる紅茶ってやっぱりおいしいなあ。
店主さんの接客も、とっても丁寧。店名のとおり、お店のいたるところにうさぎモチーフがたくさんあって、可愛らしい。
ごちそうさまでした。
お次は、2棟続けて煉瓦の建物に赴く。
その前に。
岩木山。
街中からもよく見えるなあ。
更に友人オススメの旧一戸時計店。
赤い三角屋根がかわいい。風見鶏がついているのも珍しいな。
その近くの日本聖公会弘前昇天教会へ。
外観は撮影できるが、中には入れない。
外からでも充分、素晴らしい建物だと分かる。
この扉なんて、中世ヨーロッパの古城のようだ。
教会から歩いて弘前れんが倉庫美術館へ。
残念ながら閉館時間のため、中には入れず。
入口からA to Z Memorial Dogを覗いただけ。
次回はじっくり見るぞ。
建物の煉瓦もいいなあ。イギリス積みだ。
お隣のミュージアムショップとカフェに立ち寄る。おしゃれでかわいらしいお土産品とシードルが並ぶ。
シードルの試飲会も弘前市内の素敵建物で開催しているよ、と友人。
素敵建物でシードル試飲会なんて、お洒落で楽しそうでおいしそう。
美術館には駐車場がないので、近くの有料駐車場へ停めた。街中の有料駐車場を使って下さい、というのは面白いなぁ。
歩いて戻るが、弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅の脇道を通る。
え、ホームを通るってこと?
と思い友人に付いて行くと。
確かに脇道でした。ホームに停車中の電車も柵越しに至近距離で見学できる。
ホーム脇の道は駅舎の中へ繋がっていて、外へ出られた。
我々も、今夜の夕食にはシードルで乾杯だ!ってことで街中へ。
日曜日の夜、お店はどこも混んでいた。満席ですと言われたピザ屋さんは次回行きたいな。にぎわいがあるのは良いことだ。
居酒屋へ落ち着いて、いざ!
まずは、青森の日本酒を3種飲み比べ。
最初に日本酒かーい!
日本酒メニューから3種類を選べる。友人にどれがオススメか聞いて選んでみた。
右から左にかけて辛口度が増す感じ。
右が一番フルーティだったな。
食べてみたかった、いがめんち!
ゴツゴツした見た目に反して、ふわっと柔らかくておいしい。
ホタテの貝焼きみそ。
これも食べてみたかったんだ。あつあつでホタテがおいしい。
そしてシードル!
飲みやすい!
スッキリ爽やかな後味で甘ったるくない。
この写真を別の友人に送ったところ、瓶のNIKKAを目ざとく見付け、NIKKAは宮城では?と聞かれたが、弘前にもNIKKAの工場があるのだそう。
更に、しじみのお味噌汁も追加。青森県十三湖の名産で、味が濃くておいしいなあ。このしじみのお陰で、次の日全く二日酔いにならなかったのだ。
旅は明日へと続く。
インターネット情報は2024.6.22確認。