見出し画像

美術館巡り:ミロ&リチ、そしてメトロポリタン①

土日で美術館巡りをして「カラダが」ちょっと疲れている。
美術館って立ちっぱなしなので、腰痛持ちじゃなくても意外と腰にくるのだ。
今回は、2日で3館。
それぞれ2時間くらいは滞在するので、あわせて6時間。

1軒目
「ミロ展ー日本を夢みて」
Bunkamuraザ・ミュージアム

ミロって、あぁ宇宙人系なんだ。
と思ったら、帰りしなチラ見した「ミロの絵本」にもそんなことが書かれていた。

最初の方の作品は意外にもきちんとした肖像画が展示されていたけど、以降は見事にミロ。
本当にこんな風に見えた、もしくはこんなイメージが湧いてきたんだろうな。
わたしの知人にも、起き抜けに頭に浮かんだイメージと言って、ミロのような絵を描く人がいた。
あの人と一緒に見たら、解説してくれるだろうか。

ミロは、最初に働いた商社では会計の仕事をしていて、すぐに病んじゃったという。
いまの時代なら、いわゆるADHDと言われるのかもしれない。

スペインが混乱している時代の絵は、特に背景の色が暗い(と感じた)。
暗さの中に笑いを描くようなものが多かった。

そして日本では、瀧口修造さんはじめ理解者が多かったからか、とても自由に愉快に創作し、書道の要素も取り入れていたように思う。

才能に花開かせる環境って大事だ。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?