読書マッチョ - 2023年8月23日
蔦屋書店に行った。コーヒー飲みながら、売り物の本を座って読める本屋。
学生の頃はよく通っていたが、なんとかウイルスが流行り出してからは行っていなかった。
久しぶりに行った。コーヒーを買うことで使える座席の数が少し減っているような気がするが、それ以外はほとんど変わっていなかった。
こういうところは、えてして座席の取り合いになる。運良くすぐテーブル付きの座席にありつけた。
荷物を置き、コーヒーを購入し気になった本を持ってその席に戻ってきた。
少し本を読み進めていると、自分の座っていた右前の席にいる人が気になった。マッチョがめちゃくちゃいい姿勢で座って本を読んでいた。
ここで、マッチョという名詞で、マッチョである人を指して使っているということからもわかる通り、マッチョをネタと扱っている節がある。オタクくんとかで勝手に呼んでいることとなんら変わりはない差別。すみません。
自分たちはマッチョを馬鹿にしすぎている。マッチョは筋肉を持ち、背筋を伸ばし美しい姿勢で本が読める。自分は猫背で肘をつきながら本を読んでいた。見習った方がいい。
マッチョになること、マッチョをキープすること努力を彼らは行っている。トレーニングを怠らず、食事にも気を使い、常日頃の姿勢まで気を配っている。自分にはそんな根性はない。
マッチョがどんな本を読んでいるのか次に気になった。見習おうじゃないか。マッチョの視座を。
マッチョの読んでいた物
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おかねの稼ぎ方
うん、まあ、その人全てを見習う必要はないからね。
私はそういう安易的(?)な本を忌み嫌っている。尊敬の眼差しで見ていたマッチョにはもっと学術的な本やハードカバーの小説を読んでいて欲しかった。何様だよ。
ちらちらとマッチョを見ていたが、あまり見ているとバレてしまう。ふと自分の読んでいた本を見ると、自分の嫌いな人が本の帯を書いていた。人生投了した方がいい。
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