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マーキュリー・プライズ2021 ノミネート発表

どうも。

こないだの金曜に

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イギリスで毎年おなじみですね。イギリスでの1年間で最も優れたアルバムと目されたものを表彰するマーキュリー・プライズ。これの今年版のノミネートが発表されました。

毎年、候補の12枚が選ばれるわけですが、今年はこの12枚が選ばれました。

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はい。こんな感じになりましたけどねloating Points。

では、左隅から順に名前を読み上げていきましょう。

Collapsed In Sunbeams/Arlo Parks
Not Your Muse/Celeste
Fit Wave/Hannah Peel
Source/Nibya Garcia
Demotape/Vega/Berwyn
Promises/Floating Points, Pharoah Sanders & The London Symphony Orchestra
Pink Noise/Laura Mvula
Untitled (Rise)/Sault
For The First Time/Black Country New Road
Conflict Of Interest/Ghetts
As The Love Continues/Mogwai
Blue Weekend/Wolf Alice

こんな感じです。

一部は去年の諸々の年間ベストでも名前聞いた作品ですが、今年、2021年に出たものがメインです。

 マーキュリーはジャンルをまたいでえらんでるから、かなり壮観なんですよね。ロック、ポップ、R&B、ヒップホップ、エレクトロだけでなく、ジャズや現代クラシック、さらにはポエトリー・リーディングが入ったりするときがありますからね。

 毎年マーキュリー、かなり予想が難しいです。「売れた方が勝ち」とか、そういうのが全く関係ないアワードなんでね。事前に予想できた年何て全くありません。

ただ、その中で僕が「これかなあ」と思ってるのが

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フローティング・ポインツのこれかなあ。エレクトロDJのフローティング・ポインツと前衛ジャズの巨人ファラオ・サンダーズ、さらにロンドン交響楽団との共演なんていうマニアックな企画で全英アルバム・チャートのトップ10入る快挙をなしとげた。マーキュリー、こういう感じのものを好むので、これはありかなと。

そうでなければ

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この2つのデビュー組、アーロ・パークスとブラック・カントリー・ニュー・ロードあたりもチャンスあると思います。

特にアーロかな。イギリスの音楽業界の通好みなところからすごく寵愛受けてる感じがするので。BCNRは、シェイム、ブラック・ミディ、ドライ・クリーニング、スキッドとたくさんあったサウス・ロンドンからひとつだけというのは正直意外でしたけど、彼らの分もがんばってほしいですね。

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Saultの「Untitled(Rise)」もチャンスは大いにあるでしょう。昨年の年間ベスト1位に選んでいるメディアも多かったし、BLMのタイミングで最大レベルで黒人のプライドを主張した作品でもあったわけですしね。

 また

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このアワードの2018年のウィナー、ウルフ・アリス。今回のサード・アルバムはマーキュリーに輝いた前作をも上回る絶賛を受けてますからね。PJハーヴィーに続く、2作の受賞作ウィナーになる可能性もあると思います。

授賞式は9月9日の予定です。

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