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最新全米チャート (2020/05/02)

どうも。

では、全米チャート、行きましょう。

SINGLES
1(1)Blinding Lights/The Weeknd
2(2)Toosie Slide/Drake
3(3)The Box/Roddy Ricci
4(4)Don't Start Now/Dua Lipa
5(5)Say So/Doja Cat
6(7)Circles/Post Malone
7(6)Adore You/Harry Styles
8(9)Intentions/Justin Bieber feat Quavo
9(-)Rock Star/DaBaby feat Roddy Ricci
10(8)Life Is Good/Future feat Drake

特に動きがないですね。このこう着状態、続くのかな。

ではアルバムに行きましょう。

ALBUMS
1(-)Blame It On Baby/DaBaby
2(1)
After Hours/The Weeknd
3(3)Eternal Atake/Lil Uzi Vert
4(-)Fetch the Bolt Cutters/Fiona Apple
5(4)
My Turn/Lil Baby
6(6)Hollywood's Bleeding/Post Malone
7(5)
YHLQMDLG/Bad Bunny
8(7)
Please Excuse Me For Being Antisocial/Roddy Ricch
9(9)Pray 4 Love/Rod Wave
10(2)
The New Toronto 3/Tory Lanez

初登場1位はDaBaby。聞いてみましょう。

去年出たアルバムが割に評判良く、僕の好感度も結構高かったんですけど、これは正直、あんまり手応えなかったんですよねえ。「洗練されたエモ・ラップ」ではあるとは思うんですけど、それ以上でもそれ以下でもないというか。ワンステップ何かアップが欲しかったタイミングでもありましたしね。

そして4位初登場が、凄まじい評価でした。フィオナ・アップルのアルバム、「Fetch The Bolt Cutters」。聞いてみましょう。

アルバムのタイトル・トラックですけどね。

フィオナはこれの前作「Idler Wheel」から、ピアノと自身の声と生のリズムを使った、本能から湧き上がる肉感性を主体とした作譜になってるんですけど、ややエキセントリックにも響いたそのアルバムから比べると、楽曲的にこなれて良い意味で洗練されました。それでいて前作の野性味も生きてるし、初期の作風とは明らかに違うところで、よりオリジナリティに溢れてクリエイティヴィティを築き上げるのに成功しています。

このアルバムに関しては本当に反応がすごかった。

レヴュー総合サイト、AOTYでなんと94点。23媒体中、12媒体で満点獲得ですよ!もう、2020年の年間ベストは早くも決まってしまったかな、という感じもありますね。

前も、これが出たばかりの時に書いたように、ラナ・デル・レイ、ビリー・アイリッシュといった、フィオナがその前に存在しなかったら出てきたかどうかわからないと思わせる存在ですからね。その人が貫禄示してキャリア史上の最高傑作出したんだから、その絶賛も僕はすごく納得いきますけどね。





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