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ザ・キラーズが7作連続全英アルバム1位!最新全英チャート(21/08/13~08/19)

どうも。

今、フジロックやってますよね。

デルタ株の不安から賛否両論、激しい感じになってるのはネット越しに感じることですが、その是非はともかく、僕としてはフジをはじめとしたフェスに関して、1年開催できなかったあとでさえも「不急不要」などと呼ぶデリカシーのないことだけはやめてください。運営する人、ファン、フジロックが大きな財源になっている人たちにとっては生活に不可欠な存在です。これだけは本当にお願いしたいところです。

では、全英チャート、いきましょう。

SINGLES
1(1)Bad Habits/Ed Sheeran
2(2)Stay/Kid Laroi feat Justin Bieber
3(5)Remember/Becky Hill & David Guetta
4(3)Black Magic/Jonasu
5(4)Happier Than Ever/Billie Eilish
6(-)Wasted/Digga D feat Arrdee
7(11)Industry Baby/Lil Nas X feat Jack Harlow
8(6)
Clash/Dave feat Stormzy
9(14)Talk About/Rain Radio feat DJ Craig Gorman
10(12)Holiday/KSI

エド、まだ1位ですね。

今週はついにマネスキンがトップ10から落ちました。代わりに4曲トップ10、うちひとつは返り咲きなので3曲が新たにトップ10に入っています。


6位に初登場はドリル系ラッパーのディガD。彼の今年2曲めのトップ10ヒットになります。

7位にはリル・ナズXがまたもトップ10入り。ピンクのトランクスで「Montero」に続いてゲイ・プライドなアピールをしてますね。

そして9位にはレイン・レディオという、ハウス系のDJなのかな。「Talk About」という曲が入ってきています。

では、アルバムにいきましょう。

ALBUM
1(-)Pressure Machine/The Killers
2(4)
Sour/Olivia Rodrigo
3(-)Loving In Stereo/Jungle
4(1)
We're All Alone In This Together/Dave
5(2)
Happier Than Ever/Billie Eilish
6(8)
Planet Her/Doja Cat
7(12)Greatest Hits/Queen
8(13)Future Nostalgia/Dua Lipa
9(11)Therapy/Anne-Marie
10(14)Divide/Ed Sheeran

初登場で1位はザ・キラーズ。聴いてみましょう。

前作「Imploding The Mirage」からわずか1年でのリリースとなりましたキラーズですが、すごいですね。デビューからこれで7枚連続でアルバム1位ですよ!ブランドン・フラワーズの2枚のソロも1位なので、彼にとっては9枚連続の全英1位。さすがはもう、イギリスでこそ国民的アーティストになってる証ですよね。コールドプレイが8枚、オアシスが7枚、アークティックが6枚1位なので、これがいかにすごいレベルの偉業であるかはおわかりでしょう。

 そして今回、評判も過去最高レベルにいいんですよ!前作も、アメリカンなスプリングスティーン・メロディとABBAの北欧メロディを絶妙に融合させたみたいなサウンドでしたけど、今回はもう、パッと聞きは「ネブラスカ」のようなスプリングスティーンのフォーキーナ作風で、そこにさりげなくシンセ・ポップのシンセの音色やエレクトロのリズムを挿入する作りになっています。

 僕自身、ブランドンのソングライティング能力に関してはデビュー当時のコッテコテのシンセポップだった時代から大好きでしたけど、僕が思ってた以上に才能ありますね、この人。単なる80sリバイバリストなどでは全くなく、アンセムを書ける力はスプリングスティーンに対しての強い咀嚼力を持った出自ゆえなんだということが改めてわかりましたね。デビューから2作ねの一番売れた時期の評価が不当に低かったせいで、批評的には今が最高みたいになってますけど、この今の調子ならまだまだ記録伸ばしていけると思いますね。

続いて初登場3位はジャングル。聴いてみましょう。

オールド・ソウルとヒップホップとインディ・ロックが混合したスタイルで人気のジャングル。これで3枚めの全英トップ10になります。

すごく趣味がいいバンドなんですけど、今回のアルバム、どっちかというと、シングル単体で聞いたほうがより良さが伝わる印象でしたね。なぜなのか、そこまではっきりとはわからないんですけど。ただ、ずっと安定していい作品出し続けている人たちであることには変わりはないと思います。



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