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パフォーマンスも満載!2019年のマーキュリー・プライズ授賞式
どうも。
日付的には昨日になりますが、イギリスで今年のマーキュリー・プライズが発表されまして
BBCの人気ラジオDJ、アニー・マックから告げられたウィナーはラッパー、デイヴでした!本人はまだ20歳くらいだと思えないくらい冷静なんですが、周囲の喜びようがすごいですね。お母さん、ステージに上げてのスピーチでした。
この「Psychodrama」というアルバムは、僕も大好きなアルバムの一つでして、ヒップホップでは屈指の評価をしている作品です。なんか聞いてて他と明らかに違う孤高の輝きがあるというか、この人の場合、ラッパーでもあるし、それ以前にかなり「詩人」と呼べる風格のある人です。
このパフォーマンスでもそれは感じられます。一つの「主題」について、黙々と語っていくスタイルというか。すごく哲学的な感じがするんですよね。ストーリー語らせても、物語のプロットに確固とした芯がありますしね。彼はイギリスにおけるケンドリック・ラマーみたいな立場の人になるんじゃないですかね。この受賞は文句なしです。
今年のマーキュリーは、例年に増してレベル高かったと思います。何が受賞するか、見えませんでしたからね。それくらい、どの作品にも受賞するだけの価値があった年だったんじゃないかと思います。
このアワード、嬉しいことに、ノミニーに平等にパフォーマンスする機会も与えているんですよね。ガチなクオリティで選ばれている人たちだけに、そのパフォーマンスの質の高さも立派なんですよ。これは他の大衆向けのアワードにはない醍醐味ですよね。
素晴らしいのでザッと見ていきましょう。
これがこの日の全パフォーマンス。The 1975だけは会場に来れなくてレディング&リーズに出た時のライブですけどね。
こういうパフォーマンスがちゃんと紹介されることで、人々にいい音楽をちゃんと知ってもらう機会がしっかり作られるというのは素晴らしいことですよね。今後もこのアワード、大事にされて欲しいと思います。
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