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オスカー直前! 作品賞の個人ランキングと、事前に決まりすぎてあまり意味のない予想

どうも。

僕の住んでるところからは今夜、日本では午前からですね。いよいよ

今年のオスカーの授賞式があります!

毎年、不定期ではありますがやってます、作品賞ノミネート作の
個人ランキングをここで発表しようと思います。

ブラジルだと、毎年作品賞ノミネート作は事前に見れるので、それを利用したものなんですけどね。

今年のノミネート作に関しては、こうなりました!

1.落下の解剖学
2.パスト・ライヴス
3.ホールドオーバーズ
4.バービー
5.アメリカン・フィクション
6.哀れなるものたち
7.キラー・オブ・ザ・フラワームーン
8.オッペンハイマー
9.マエストロ
測定不能.関心領域

以上でした。

順番はこのようにつけましたが、全体にハイレベルで、6位までは非常に満足度が高いです。8位までは少なくとも満足です。

ノミネートに納得いかないのはマエストロだけかな。代替候補作は特にないんですけど、9作品ノミネートの年が多いんだし、無理にノミネートしなくても、という感じでしょうかね。

「関心領域」はですね・・・。お恥ずかしい話、上演時間に寝落ちしてしまいまして・・(汗)。検索かけますと、英語圏の方って正直だから、寝たことを告白してる人、かなり多かったですね。かなり大事なメッセージを発している作品だと思うのでもちろん悪い映画のはずはありません。ただ、話の進行がすごくゆっくりで、わかりやすい映画では決してないです。そのことはジョナサン・グレイザーの他の作品も同様なので、あえて見返しもせず、という感じでした。

で、一番好きなのは「落下の解剖学」ですね。僕、法廷もので自分のオールタイムで好きなのってそんなに思いつかないんですけど、それだけに衝撃が大きかったというか、記憶に残りやすいんですよね。僕は生粋のロマンス好きなので「パスト・ライヴス」はそこに刺さったし、アレクサンダー・ペインのかねてからの大ファンで、その中でもベストの部類なので「ホールドオーバーズ」も高いですね。

「バービー」はこのnoteでも大絶賛したし愛すべき映画ではあるんですが、「そもそもアワード向きか」と言われると、それは違うと思います。「アイム・ジャスト・ケン」があるような映画ですよ(笑)!あれが作品賞ノミネート作として許されることの方が画期的です(笑)。

ただ本音としてはグレタなら最高傑作は僕の場合は「バービー」ではなく「私の若草物語」です。

あと「アメリカン・フィクション」も黒人映画の転換点的映画なので、思い出して今回より上位になる可能性は十分あります。ランティモスの「哀れなるものたち」も彼の傑作のひとつなので、これも同様ですね。

「フラワームーン」「オッペンハイマー」、いいんですけど、スコセッシ、ノーラン双方の最高傑作とまでは思わなかったし、それ以上に
3時間以上ある作品で休憩挟まないのはなあ。前者で遠慮なくトイレ行かさせていただきました(笑)。50年代の史劇でさえ休憩入れてたのに。

あと、主要部門を軽く予想しておきましょうか。今やオスカーって、それまでのいろんなアワードの結果の答え合わせみたいなところがあるので、予想するものでは決してないんですけど、それから察するにはこうですね。

作品賞 オッペンハイマー
監督賞 クリストファー・ノーラン(オッペンンハイマー)
主演男優賞 キリアン・マーフィー(オッペンハイマー)
主演女優賞 リリー・グラッドストン(キラー・オブ・ザ・フラワームーン)
助演男優賞 ロバート・ダウニーJr(オッペンンハイマー)
助演女優賞 デヴァイン・ジョイ・ランドルフ(ホールドオーバーズ)

おそらく、こうなるでしょう。ここまでの映画賞でこれが最も多い組み合わせです。

ただ、僕個人が選ぶんだったら、こうですね。

作品賞 落下の解剖学
監督賞 ジュスチーヌ・トリエ(落下の解剖学)
主演男優賞 ポール・ジアマッティ(ホールドオーバーズ)
主演女優賞 エマ・ストーン(哀れなるものたち)
助演男優賞 ライアン・ゴスリング(バービー)
助演女優賞 アメリカ・フェレーラ(バービー)

こうですけどね。エマはリリーとかなり接戦なので可能性はあるし、ジアマッティ説も一部であるんですけどね。

とりあえず、授賞式、楽しみたいと思います。













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