10代と70代が1位の最新全英チャート(21/01/15–21/01/21)
どうも。
では、全英チャート、いきましょう。
SINGLES
1(-)Drivers License/Olivia Rodrigo
2(1)Sweet Melody/Little Mix
3(2)Aftergrow/Ed Sheeran
4(3)Whoopty/CJ
5(4)Anyone/Justin Bieber
6(7)Without You/Kid Larol
7(10)Paradise/Meduza feat Dermot Kennedy
8(6)Get Out My Head/Shane Codd
9(5)Levitating/Dua Lipa
10(9)You Broke Me First/Tate McRae
初登場1位はオリヴィア・ロドリゴ。聞いてみましょう。
オリヴィア・ロドリゴはまだ17歳の女の子。彼女は今、ディズニー・プラスでやってる「ハイ・スクール・ミュージカル」のTVシリーズ版の出演者で注目された人なんですって。僕もこの曲が売れたことで初めて知ったんですけどね。
それにしても、これ聞いてもわかるんですけど、ビリー・アイリッシュの影響って絶大ですね。こんなアイドル然とした女の子なのに、歌い方、曲調、ちょっとポップだとはいえ、なんとなくのインディっぽさ出してたりしますからね。今週10位のテイト・マクレーって女の子もそういう感じですからね。
アルバム行く前に、圏外みましょうか。
ラナ・デル・レイの新曲「Chemtrails Over The Country Club」が72位、そして4年以上ぶりとなるキングス・オブ・レオンの新曲「The Bandit」が82位で初登場。
どっちも期待に応えたすごくいい曲だと思うんですけど、KOL、この曲、とくに素晴らしいですね。初期のロックンロール・スタイルにその後の洗練されたテイストをうまくサビのところで織り交ぜ、それが胸にキュンとくる感じでね。さすがはアーケイド・ファイアのプロデュースで有名なマーカス・ドラヴス仕事だな、という感じですね。
両者とも新作は3月のリリースです。
では、アルバムに行きましょう。
ALBUM
1(-)Greenfields Gibb Brothers Songbook Vol.1/Barry Gibb
2(-)Songs For The Drunk And Broken Hearted/Passenger
3(1)Evermore/Taylor Swift
4(4)Shoot For The Stars Aim For The Moon/Pop Smoke
5(2)Fine Line/Harry Styles
6(3)Confetti/Little Mix
7(6)Devinely Uninspired To A Hellish Extent/Lewis Capaldi
8(7)Greatest Hits/Queen
9(5)Future Nostalgia/Lia Dupa
10(22)Fuck Love/Kid Raroi
バリー・ギブといえば、いわずと知れたビージーズのリード・シンガー、メイン・ソングライターですよ。70sの写真でいうと真ん中の、一番ハンサムのサラサラ髪の髭もじゃだった人です。
今回のアルバムはビージーズ時代の曲を、カントリーのアーティストとセルフ・カバーしたアルバム。これは1979年の全米ナンバーワン「失われた愛の世界」をブルーグラスの女王、アリソン・クラウスとカバーしたヴァージョンです。
バリー・ギブは現在73歳。シングル1位のオリヴィアは17歳で56歳差。ほとんど、おじいちゃんと孫ですね。
2位初登場はイギリスのシンガーソングライターのパッセンジャー。
10位にはオーストラリアのエモ・ラッパー・・・というより、ほとんどポップパンクのアコースティック・エモ・ヴァージョンみたいなアイドルなんですけどね、キッド・ラロイがあがってきてます。ちょっと彼、現象的に気になってるので、もしかしたらその後、とりあげることがあるかもしれません。
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