見出し画像

フー・ファイターズ初登場1位に、ブラック・カントリー・ニュー・ロード、驚異の初登場4位!最新全英チャート(21/02/12~02/18)

どうも。

日本で地震があったと聞いています。大丈夫でしょうか?停電も起こったようですね。1週間ほど揺れの可能性があると聞いているので心配です。くれぐれも無事を祈っています。

では、全英チャート、いきましょう。

SINGLES
1(1)Drivers License/Olivia Rodrigo
2(3)Wellerman/Nathan Evans
3(4)
Without You/Kid Larol
4(5)
Don't Play/Anne Marie/KSI/Digital Farm
5(-)Breaking It All Back/Digga D/AJ Tracey
6(6)Paradise/Meduza feat Dermot Kennedy
7(11)The Business/Tiesto
8(8)Get Out Of My Head/Shane Codd
9(9)Anyone/Justin Bieber
10(16)Goosebumps/HVME

オリヴィアが5週目の1位獲得です。

5位にはUKドリルのラッパー、ディガDのニュー・シングルが初登場で入ってきました。

7位にはベテランDJ、さっき調べたら僕と同い年であることが判明しましたティエスト。ヨーロッパではすでに複数の国でトップ10になってますけど、イギリスでも13週かけてトップ10入り。彼にとって通算4曲目の全英トップ10入りです。

そして10以にはトラヴィス・スコットの「Goosebumps」の、スペインのDJ、HVMEによるリミックスです。曲は結構古い曲で、2016年のアルバム「Birds In The Trap Sing McKight」に入ってた、ケンドリック・ラマーをフィーチャーした曲でした。

では、アルバムにいきましょう。

ALBUM
1(-)Medicine At Midnight/Foo Fighters
2(-)The Highlights/The Weeknd
3(1)
Not Your Muse/Celeste
4(-)For The First Time/Black Country,New Road
5(Re)Shore/Fleet Foxes
6(2)
Money Can't Buy Happiness/Fredo
7(5)
Fine Line/Harry Styles
8(6)
Shoot For The Stars Aim For The Moon/Pop Smoke
9(Re)What's Your Pleasure/Jesse Ware
10(8)
Greatest Hits/Queen

初登場1位はフー・ファイターズ。聞いてみましょう。

これ、アルバムの1曲目の曲ですね。彼らの曲ではじめて女性バック・ヴォーカルをつけた曲。過去にも1人の女性シンガーが部分的に、というのはあったんですけど、こういう形でははじめてですね。こないだも言いましたように、はじめての横ノリのアルバムで、こういうトライしています。

今回のアルバムは、2位から10位のポイントを合計したよりも売れたぷっちぎりの1位だったわけですが、シングルでも3曲、トップ100に入りました。これが52位、「Waiting On A War」が53位、そして「Shame Shame」が77位でした。

このアルバムに伴いベスト盤も391週目のランクインで先週の61位から43位にあがっています。

2位は、スーパーボウルでの勇姿も記憶に新しいウィーケンドのベスト盤。5位はフィジカル発売のあったフリート・フォクシーズ、これ素晴らしいアルバムですけど、ランクインしています。

そして!これがすごい。4位にブラック・カントリー・ニュー・ロード。サウス・ロンドンの新しいバンドがいきなりこの順位で初登場。聞いてみましょう。

実態がわかるようにライブで見てもらいましたけど、すごいですよね。通常、こんな高い順位で入ってくるタイプのバンドじゃないですからね。すごく話題になってたから出てすぐ僕も聞いたんですけど、最初わかんなくて「う〜ん」って思ってたんですけど、回数重ねて聞いてだんだん染み込んできて、さらにこうやってライブで見た方が音源聞くより断然わかりやすいです。

難しそうな音楽やってるわりに、サックスとストリングスが入ることがかえってポップに見えたり、メンバー中女の子が3人という編成もすごく新しい感じがします。ベースの子、すごくかわいいんですけど、この子、アンダーワールドのフロントマンのカール・ハイドの娘さんですからね!そういう話題性も手伝ってます。あと、ヴォーカルのアイザックもちょっとカリスマ性があって、彼の歌う歌詞も注目されてたりもします。

最初は、ポストロックというより初期のニック・ケイヴみたいだなあと思って、「でも、それならもう少し曲、よくしないと」とか思ってたんですけど、今、言ってきたようなことがチャーミング・ポイントになって、ポストロックに感じられがちだった閉じたマニアックさが感じられないところが新しいですね、彼ら。僕、ポストロックとかは昔からあまり好みではないんですけど、この華のある感じはなんか気になってきてはいますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?