最新全英チャート（2019/09/20-09/26）

どうも。

では、全英チャート、行きましょう。

SINGLES

1(1)Take Me Back To London/Ed Sheehan feat Stormy
2(-)Don't Call Me Angel/Ariana Grande,Miley Cyrus&Lana Del Rey
3(2)Taste(Make It Shake)/Aitch
4(3)Higher Love/Kygo feat Whitney Houston
5(4)Ladbroke Grove/AJ Tracey
6(6)Sorry/Joel Corry
7(7)3 Nights/Dominic Fike
8(5)Circles/Post Malone
9(8)Ransom/Lil Tecca
10(9)Strike A Pose/Young T & Bugsy feat Aitch

初登場２位でアリアナ、マイリー、ラナの「チャーリーズ・エンジェル」の挿入曲、「Don't Call Me Angel」が入ってきてますが・・・、微妙です（苦笑）。

「なんでラナ様がこんなことを・・」という気持ちが100%ないといえば、それも嘘になるんですけど、それ以上にこの曲、「手抜き感」の強さが否定できないんですよねえ。作ってるのはアリアナのスタッフなんですけど、アリアナのシングルでこんなレベル低い曲なかったですよ。で、ラナのとこだけ本人が歌いたいように作り変えられてるから曲のバランスもすごく悪い。

僕、これ、どうしてもですね。

もう、これ四半世紀くらい前になるのか。ロッド、スティング、ブライアン・アダムスの映画「三銃士」の主題歌、「All For Love」、これを思い出して仕方ないんですよ。あれ、以来のひどい夢の共演だと思ってます。

では、圏外に行きましょう。43位のこの曲で。

おととい話しましたサム・フェンダーですね。

この曲もなんか、ブランドン・フラワーズがストロークス歌ってるような感じがしますね。

サムは59位にも「The Borders」がランクインしてます。

では、これを受けてのアルバム行きましょう。

ALBUMS
1(-)Hypersonic Missiles/Sam Fender
2(1)Hollywood's Bleeding/Post Malone
3(2)No 6 Collaborations Project/Ed Sheeran
4(5)Divinely Uninspired To A Hellish Extent/Lewis Capaldi
5(4)Lover/Taylor Swift
6(-)Real Life/Emeli Sande
7(-)Beneath The Eyrie/Pixies
8(-)III/Lumineers
9(-)The Nothing/KORN
10(7)Norman Fucking Rockwell/Lana Del Rey

ということで、サムが初登場１位を取りました。

おそらく彼の場合、ここからツアーやって、イギリス以外では時間かけて打っていくような気がしてるんですが、それでもドイツでも、もうトップ20入りしてたり、オーストラリアでも高くはないけどチャートインしていることから、動きはかけていくのではないかと思われます。

今週初登場多いです。６位エメリ・サンデ、７位ピクシーズ、８位ルーミニアーズ、９位KORN。７位と８位、聞きましょう。

ピクシーズはこれ、再結成後もイギリスだと三枚連続でトップ10。今回、局長は全盛期の雰囲気、ちょっと戻ってます。フランク・ブラックが叫べなくなってるのが残念ですけど、悪くはないです。

ルーミニアーズは「Ho Hey」の大ヒットのイメージゆえ、「ポップ・バンド」みたく思っている人いますけど、そんなことないですよ、今回のアルバムもそうですけど、ソングライティング能力、かなり高いです。もう少しちゃんと評価した方がいい人たちだと思います。

今回は圏外でも14位にチャーリーXCX、15位にメトロノミーが入ってますが、チャーリー、聞きましょう。

チャーリー、今回のアルバムもいいんですけど、なんか、勝負をかけた割にはこの辺りというか。「エッジィなクラブでの感覚をメインストリームでもも成功させたい」という野望を今回はハッキリ出してきたと思うんですけど、うまく言えないんですけど、いいんだけど、「その野望を達成させるほどにはまだ何か足りない」。そんな感じがしたアルバムでしたね。そのためには、俗っぽさをあげるのがいいのか。あるいは音楽的にやってる高度なことを圧倒的に磨き上げるのがいいのか。これは僕にもわからないんですが、夢中になりきれない僕自身がいることも確かでしたね。