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X/ツイッターが停止になってもブラジル人がさほど焦ってない(でも僕は困ってる)ことについて

どうも。

X使えない生活に入って2日目です。これ、日本でも少し話題だと聞きました。

僕の生活実感ですけど、メディアが煽るほどこの件に関してブラジル人が「検閲」とかと言ってる感じはしません。僕の体感で過半数は最高裁判断に賛成してる感じなので。facebookのニュースサイトの絵文字反応とか書き込み内容見てもそれは明らかというか。


これはアメリカのタイムのfacebookの記事のコメント欄なんですけど、この件に関して「いいニュースだね」「他の国も続けよ」「ブラジルにとっていいことじゃないか」というコメントが多くあって、「ブラジルでは独裁が行われて検閲が」と言う投稿に笑いマークつけられてます。これが僕のブラジルでの体感がそうですね。文句言ってるのは極右連中のみ。大半が「世界的な金持ちだからってブラジルなめんな」「ブラジルのルールに従えよ」というのがほとんどですね。

というか、これ、ブラジルのSNS事情も絡んでるんですよね。

これを見てください。

はい。これは、Xの利用者の世界的な分布なんですけど、日本が7000万人利用者がいるところを、ブラジル、2000万人しかいないんです。ブラジルの人口って2億人ちょいで日本の1・8倍くらいいるのに、利用者が日本の3分の1しか、元からいなかったんです。

それは、世界的な現象でかねてからツイッター人気が落ち目だったところにイーロンが買収したでしょ。あれで多くの人がツイッターやめたんですよ。その激減が効いてます。

さら

ブラジルの国民あたりのSNS利用の割合なんですけど、インスタグラムは国民の9割がた使っているのに、ツイッター使ってた人、3割程度だったんですよ。ただでさえあまり多くなかったんです。

そして使ってる人の間でも

「X使えないんだったら他使えばいいや」って感じで、ツイッターの青い鳥のデザインしてた人だったかな、その人が立ち上げたブルースカイ、さらにfacebook、インスタグラムと同じMeta系列のスレッズに鞍替えしてる人が続出してます。

聞いた話によるとブルースカイの方が利用規定が厳しくないのでそっちの方が登録者増えてるようですね。3日で100万人を超える登録増があったそうです。僕も登録しました。

このように、ブラジル人にとって今回のX停止、実はそこまで大きな問題ではないんです。

ただなあ〜

僕としてはかなり困ってます!


やはりX利用者数が日本の場合は本当に多いですからね。どんなに落ち目になっても、経営者があんなヤツでも。CDの場合と同じで、日本人、馴染んだものを手放して別の選択肢を選ぶのを嫌うところがあります。

それが、まあときにはそれが良くない方に出ることもあるんですけど、とはいえ、こと音楽情報の流れだと、僕が届けている最新のものを求めている人、その情報フローはまだ日本においてはXが圧倒的なんですよね。スレッズは喧騒を離れてマイペースにやっていかれたい方が多く、それはそれで雰囲気も平和でいいんですけど、僕がXでやってた情報伝達のようには反応がどうしても少ない。そこはやはり痛いと言わざるをえないんですよね。

幸いnoteには、Xの動きに関係なく訪れる方が多いのでフォロワー数とかマガジン購買の方とか、そこにはさほど影響はない(はず)ですけど、モチベーションと届いた実感がやはりXがないとどうしても違うというか。

僕の予想だと、この停止が永遠のものだとは思ってません。ブラジルの最高裁判断だと、イーロンがブラジルの法律守って命令聞けばそれで済む話だし、Xにも他の運営者、そして投資家もいますから、ヤツの一存だけでは決められないところがある。実際、裏で若い求めて交渉中とのニュースも目にはしています。ただでさえ、2022年から2023年で投資が241億ドル落ちてる状況ですからね。それで2000万人も利用者失ったとなったら、焦りもすると思うんでね。

僕としては、とにかく「なんとかする」、だけですけどね。








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