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最新全米チャート(2022/07/23)

どうも。

では全米チャート、いきましょう。

1(2)About Damn Time/Lizzo
2(1)As It Was/Harry Styles
3(4)Running Up That Hill/Kate Bush
4(3)First Class/Jack Harlow
5(5)Wait 4 U/Future feat Drake & Tems
6(6)Me Porto Bonito/Bad Bunny
7(9)Break My Soul/Drake
8(7)Heat Waves/Glass Animals
9(11)Late Night Taliking/Harry Styles
10(8)Jimmy Cooks/Drake feat 21 Savage

はい。リゾが1位とりました。アルバム2枚続けてシングルで1位になる曲出せたというのは大したものです。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUMS
1(1)Un Verano Sin Ti/Bad Bunny
2(-)Special/Lizzo
3(4)Harry's House/Harry Styles
4(5)Dangerous Double Album/Morgan Wallen
5(6)Honestly,Nevermind/Drake
6(7)I Never Liked You/Future
7(-)Gemini Rights/Steve Lacey
8(-)Checkmate/Itzy
9(2)Wasteland/Brent Faiyaz
10(8)7220/Lil Durk

今週も1位奪わせなかったバッドバニー、めちゃくちゃ強いですね。

リゾ、アルバムは2位でした。聞いてみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=tfzaL3ntS_Y


この曲は1980年代前半のポインター・シスターズですよね。リチャード・ペリーがプロデュースして年に2、3曲ヒットが出てた頃の。ヒット曲のイメージがチャカ・カーンですから、整合性はありますね。

 ただ、アルバム、今作でせっかくイメージ築けそうだったいい意味でのシティ・ポップで固めればよかったのに、へたに他のサウンドに手を出してちょっととっちらかっちゃったんですよね。ちょっと、そこ惜しかったかなあ。この曲でのマックス・マーティン組の仕事は良いんですけど、このチームの他の曲が正直イマイチかな。あと「Damn That Time」も手がけて相性抜群のリッキー・リードの曲、もう少し聞きたかった気もします。

7位初登場はスティーヴ・レイシー。これも聞いてみましょう。

ロサンゼルス郊外のコンプトン、ケンドリック・ラマーと同じ出身地ですが、24歳の男性シンガーソングライターのスティーヴ・レイシー。インディ・ロックとの相性も良いネオソウル系の人で前から評判よかったですよね。

 これもそうなんですけど、常時「雰囲気の良い曲」は書ける人です。ただ、飛びぬけもしないので、前もそう思ってたんですけど、アルバムで聴くとちょっと一本調子なとこあるんですよね。あとは、どうしても他の時代の黒人の自作自演アーティストと比べると、やっぱりまだちょっと物足りないところがあるというか。その対象がプリンスとかディアンジェロで、ハードル高いことは確かなんですけど、そことの比較に食い込んでくることを期待したくはなるんですよね。

8位初登場はITZY。これも聞いてみましょう。

TWICEの妹分的なイメージでJYPから出てきた彼女たち。何年か前までは、こういうファンキーなR&Bをデジタル感覚でハイパーにしてたのがKポップの最新型のように聞こえてかっこよくも思ってたんですけど、ちょっと若干古くなり始めてるかな、という印象を最近個人的に感じ始めてます。

 それはHYBEがやりはじめたTXTのロック路線だったり、NEWJEANSだったりバンタンのホソクのソロにも感じた90sリバイバル風のR&Bやヒップホップ・テイスト聞いてると、00sのR&Bのゴリゴリの進化版というのも、もうそろそろ転換迫られるのかなあ、となんとなく思い始めてたとこです。この路線でもまだまだ当然需要はあるとは思うんですけどね。








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