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最新全米チャート(2021/07/03)

どうも。

こっち冬なんですけど、もう寒くて大変です。意外と冷えるんですよね。

では、全米チャート、いきましょう。

SINGLES
1(1)Butter/BTS
2(2)good 4 U/Olivia Rodrigo
3(3)Levitating/Dua Lipa
4(4)Kiss Me More/Doja Cat feat SZA
5(5)Peaches/Justin Bieber feat Daniel Caesar & Giveon
6(6)Leave The Door Open/Silk Sonic
7(7)Save Your Tears/The Weeknd & Ariana Grande
8(9)Montero (Call Me By Your Name)/Lil Nas X
9(10)Deja Vu/Olivia Rodrigo
10(8)Astronaut In The Ocean/Masked Wolf

トップ10、動きはありません。「Butter」が5週連続で1位なんですけど、う〜ん、Spotifyでの再生回数が「good 4 u」の方が世界的に圧倒しているし、アメリカでも同様なので、なんかちょっと実感わかないんですけどね。

そして僕がこないだの上半期シングルのときから主張している地味渋ヒット、ギヴオンの「Heartbreak Anniversary」とグラス・アニマルズの「Heat Waves」がトップ20入りですよ!それぞれ16位と19位。うれしいなあ。こういうヒットが出だすと、チャートがいい方向に向かいますよ。

では、アルバムにいきましょう。

ALBUMS
1(3)Sour/Olivia Rodrigo
2(1)Hall Of Fame/Polo G
3(4)The Voice Of The Heroes/Lil Baby & Lil Durk
4(2)Culture III/Migos
5(5)Dangerous Double Album/Morgan Wallen
6(-)Back Of My Mind/H.E.R
7(11)Future Nostalgia/Dua Lipa
8(9)
A Gangsta's Pain/Moneybag Yo
9(7)
Inside/Bo Burnham
10(10)The Off-Season/J Cole

1位はオリヴィア・ロドリゴが奪還しましたけど、昨日やってたYouTubeのスペシャル・ライヴ・スペシャル「Sour Prom」、素晴らしかったですね。

彼女の架空のプロムのコンセプトに乗せたライブ・ショーだったんですけど、歌唱力が見事でした。あと、自分の曲、2曲をマッシュアップするアイデアとかストーリー仕立ての演出もよくできてて。彼女の場合、18歳でも曲のクオリティに手抜きが一切ないから、アイドル・セレブにありがちな人工的な安っぽさもないですしね。こういう、つくりものっぽさのない等身大っぽさは同世代の子たちの共感を集めるんじゃないかな。

6位初登場はH.E.R。聞いてみましょう。

R&B業界が期待するだけして、デビュー・アルバムも引っ張るだけ引っ張った末に出たのが今回のアルバムでしたけど、う〜ん、個人的にはかなり微妙でしたねえ。

なんか、豪華に作ろうとしすぎて、共作ソングライター、1曲につき10人くらいつけたり、フィーチャリング・ゲストも満載とかにしちゃってることで、彼女自身が全然見えてこないんですよね。この傾向、前からあったんですけど、結局微調整されることのないまま、世に出た感じですね。業界の期待値からすれば初登場1位くらいじゃないといけなかった気がしますが。

オリヴィアが基本、共作者が1人しかいないで彼女自身がしっかり見える作り方をしてるのとはだいぶ対照的な気がしてます。



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