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最新全英チャート(24/03/22-03/28)

どうも。

では、全英チャート、ちょっとお休みしてましたけど、行きましょう。

SINGLES
1(1)Beautiful Things/Benson Boone
2(4)Lose Control/Teddy Swims
3(3)Texas Hold'em/Beyoncé
4(2)We Can't Be Friends(Wait For Your Love)/Ariana Grande
5(5)End Of Beginning/DJO
6(-)Like That/Future & Metro Boomin feat Kendrick Lamar
7(6)Stick Season/Noah Kahan
8(-)Too Sweet/Hozier
9(10)Scared To Start/Michael Marcagi
10(-)Obsessed/Olivia Rodrigo

1位をキープはベンソン・ブーン。今年のtik tokでの最大ヒットでしょうね。サビのシャウトの部分、うちの娘も繰り返して聴いてますね。

6位のフューチャーとメトロ・ブーミンの話は全米の方に回しまして

8位はホージアのニュー・シングルの「Too Sweet」。シングルがこの位置で初登場ってすごいですよね。ロラパルーザの2日目、ホージアには後ろ髪引かれたんですけど、次に来る時にヘッドライナーになることを期待して
割愛しました。でも、見たかったなあ。

そして10位にはオリヴィア・ロドリゴの「Guts」への追加収録曲の「Obsessed」が入ってきました。

では、アルバムに行きましょう。

ALBUM
1(-)Audio Vertigo/Elbow
2(-)We Don't Trust You/Future & Metro Boomin 
3(15)Guts/Olivia Rodrigo
4(1)Eternal Sunshine/Ariana Grande
5(2)The Highlights/The Weeknd
6(4)Stick Season/Noah Kahan
7(-)Glasgow Eyes/The Jesus & Mary Chain
8(9)1989(Taylor's Version)/Taylor Swift
9(8)50 Years- Don't Stop/Fleetwood Mac
10(11)Diamonds/Elton John

初登場で1位はエルボー。聞いてみましょう。

これがもう、イギリスでは4枚連続で1位のエルボー。トップ5は6作連続。この人たちはデビューの時も30超えてたのかな。ブレイクの時にすごく遅咲きと言われてたものです。

彼らは影響を受けたバンドにジェネシスを上げてて、その他にもプログレ好きでも知られているんですが、そうしたバック・グラウンドを持ちながらクラシック・ロックをモダンに発展させる「進化する大人のロックバンド」のイメージですね。そういう意味では孤高の存在でイギリスではもうかなり貴重なカリスマです。

7位初登場はジーザス&メリー・チェイン。これも聞いてみましょう。

なんと全英アルバム・チャート、37年ぶりのトップ10ですよ!意外ですけど、彼らのトップ10、セカンドアルバムの「Darklands」しかないんですよね。名作「Psycho Candy」は31位までしか上がってなく、なぜか10位台のアルバムが4枚もあったんですよね。

どうしてもイメージで語るとPsycho Candyみたいなフィードバック・ギターのイメージなんですけど、長いキャリアで見てみると、Tレックスみたいな俗悪っぽい香りのするチームでバブルガムな、中毒性の強いフニャフニャなメロディのロックンロール。これも相当な武器なんだな、というのがよくわかります。今回はそこに強みのある曲が目立っていて、その意味ですごく「らしい」作品だと思って僕も気に入ってますね。

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