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アルバムまであと2日!The Last Dinner Partyのブームが来そうなこれだけの予兆

どうも。

今日が1月31日。あと2日すると、これがでます!

はい。このnoteでも何度も言及してます、The Last Dinner Party、彼女たちのデビュー・アルバム「Prelude To Ecstasy 」がリリースされます!

いやあ、新人バンドのデビュー作でここまでワクワクするのはいつ以来でしょうか。

彼女たちに関して言えば、

今年の新春企画でも語りましたが、もう期待値の高さたるや、独占状態です。なにせ、ローリング・ストーンUK、ブリットアワード、BBC Sound Ofといったそうそうたる肩書きのところで2024年のブライテスト・ホープに選ばれてるわけですから。

それだけで十分期待は可能です。ただ、実際に売れる1ためには、そういう前評判だけではまだ十分ではありません。「それが実際に売れるための兆し」、これがないと、まだまだ人々を広く納得させるところまではいきません。


しかしですね、TLDPの場合、

もう、すごく売れそうなサインがすでに出てる!


今日はその事について話したいと思います。

まず、それをもっとも象徴する動きをおつたえしましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=pETz4IMmeDU


これまで5局シングルが出ているTLDPですが、現在、アルバム・リリースにあたり、最もプッシュされているのがデビュー曲の「Nothing Matters」。これが今、イギリスのチャートを上昇中なんです!

はい。

1月30日付のSpotifyのUKのデイリー・チャートで21位上昇中です!


で、こないだの全英チャートでも触れましたが、イギリスの公式チャートでは先週の金曜の時点で41位。チャートの構成要素はストリームが主なので、そこで明らかに上がってるから、今度の金曜のチャートでは、トップ40は確実です。

これ、実はすごいことなんですよ。なぜならですね、

デビュー・アルバム前のロックバンドのシングルが全英トップ40に入るのは2013年以来、なかったことなんですから!

いやあ、これ、いろんなバンドでシミュレーションしてみたんですよ。今、全英チャートの公式チャートって、過去のチャートデータが相当詳しく調べられるようになってて、曲がランクインした際のチャートの動きまで調べることが出きるんですけど、2014年以降、新人バンドのトップ40シングルヒット、本当にないんですよ。

それがあった最後が2013年。その年に達成したアーティスト、これがすごい。The 1975とHAIMとLordeです!つまり、それ以降、イギリスでロックで売れるの、アルバムだけになってたんですよね。

だから今の時点でTLDP、もうやってることが1917、HAIM、Lorde並みというわけです。もう、この時点で破格でしょ?すでに10年ぶりくらいの大型新人なんですよ。

さらにですね、Spotifyにはバイラル・チャートという話題の指標を図るチャートが別にあるんですけど、そこで先週ですね、TLDP、デビュー以降に発表した5曲が全部バイラルの100位以内に同時ランクインしたんですよ!

他にそんなアーティスト、いません。唯一それに近かったのは映画「ミーン・ガールズ」のサントラの曲のみ。単独のアーティストでは彼女たちしかいません。

ということで、これですね、イギリスだともう間違いなくブームになりますね。ただでさえ、アルバム発売時に流行ってる曲があって強い上に、潜在的に他の曲もスタンバイしてる状況なんですから!

これ、アルバムが1位になれば、それは勿論嬉しいんですけど、僕の今の気持ちとしてはですね

夢はNothing Mattersの全英トップ10入り!


僕はとにかく、これが起こってほしい!

それが起きると何が良いか。一つは「シングルの話題に引きずられて、アルバムが自然と長く売れる」。そしてもう一つ、これがもっと大事なんですけど「ヒットがイギリスのみならず、ヨーロッパやオーストラリアに及びうる」。ズバリ、ここなんですよ!イギリスでトップ10入ると、ほぼ間違いなく周辺国でヒットします。ドイツとかオランダとか、うまくいくとフランスとか北欧とかにも広がる可能性があります。それくらいイギリスでのヒットって、周辺国に及ぼす影響が大きいんですよね。そこはある意味、アメリカでのヒットよりもでかいんですよね。

 これがもし起これば、ロングヒットと欧州全域でのヒットが保障されます。是非ともそうなって欲しいんですけどねえ。

ちなみに

2月中旬からのヨーロッパ・ツアーも、現状でベルリン、ケルン、アムステルダム、パリ、ブリュッセル、ウィーンで売り切れ。チューリッヒとミラノ売り切れば、制覇になる状態です。

 そして、さらに言ってしまうとですね、Nothing Matters、実はですね

アメリカでもすでにロック・チャートではヒットしている最中なんです!


なんと、アメリカのロック系のラジオ・チャートで7位まで上がってきてるんですよ!

https://www.youtube.com/watch?v=3W52NFb1s5M

しかも1月中旬にはCBSですでにテレビ・パフォーマンス・デビューもしてるんですよ。

そういう効果もあってですね

アルバム出した後、3月から全米ツアーやるんですけど、もう今の時点で売り切れが結構出てるんですよね。もう、アメリカでもかなり話題になり始めているということです。実際、アメリカのSpotifyでもバイラル・チャートなら17位なんですよね。

 さらに言うとですね、インスタのフォロワー、これが今、15万人を、それこそ今日、超えました。15万人ってどれくらいの規模かと言いますと、イギリスのバンドでいうならBlack Country New RoadとかBombay Bicycle Club、The Snutsの現状より多いですね。このあたりがUKアルバム・チャートだとトップ3入れるバンドなので、もうそこは超える感じですね。

他で見てみると今、フォンテーンズDCが27万、インヘイラーが32万、ウルフアリスが35万、Nothing But Thievesが37万、アイドルズが44万、Wet Legが48万とかです。このあたりが「フェスの次のヘッドライナー候補」ですよ。まだ、このあたりとは差がありはしますが、追いつくのにそんなに時間、かからないような気がしてます。なぜなら、このところ、1万人増やすのに1週間かかってないので。

 そしてtik tokにおいてもNothing Matters、現状で作られた動画は6000個まで行きました。これ、ちょうどいいんですよ。tik tokの場合、バカ受けでもすりゃ10万個とか平気でいきますし、せいぜい1万個くらいないとヒットとは言えないんですけど、あまり「tik tokバンド」みたいなレッテルを貼られない程度に、でも需要はあるくらいがバランス的にはちょうどいいです。

・・・という感じですね。

アルバムのレビューは、僕自身、解禁されないと聴けないのでなんとも言えないんですが、僕の予想なんですけど、多少賛否は割れるような気はしてます。満遍なく絶賛というよりは、局部的に大絶賛で、そうでないものが混ざる感じ、だから平均すると予想されたよりやや低いくらいになるのではないかなと思ってます。

 なぜか。それは彼女たちが所属するエージェントがでかいため、それがゆえにインダストリー・プラント(業界の仕掛け)扱いする向きがちょっとあるので。Qプライムって言って、メタリカとかレッチリと同じとこ、ロックじゃ最大の大手ですからね。

 ただ、破格にすごい存在だから契約したわけであって、作ったわけじゃないですからね。しかも、ライブ・パフォーマンス、テレビでも生演奏してますけど、ちゃんとやれてますからね。そんなこと言ってもしょうがないんですけど、ほら、ラナ・デル・レイが「Born To Die」でデビューした時の業界の酷評。全く意味なかったじゃないですか。あんなことにはならないとは思うんですけど、多少無駄な意地悪するやちはいるんじゃないかなとは思ってます。あれだけ絶賛されてるのに、ここまで彼女たちに何も触れないピッチフォークなんて早速怪しいと思ってますから。むしろ酷評して恥かけばいいのに、くらいに思ってます(笑)。

まあ、いずれにせよ、今週末以降、巷で噂を耳にする機会は飛躍的に増えるでしょう。





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