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「RRR」を鑑賞!ブラジルでもボリウッドが見れるようになってきた!!

どうも。

最近、やや忙しいこともあって、音楽は聴いてるんですけど、映画の方がややごぶさたです。

ただ、サブスク鑑賞という形ではありますが、これは見ましたよ!

はい。「RRR」ですね。今、日本でもかなり話題だと聞いています。

れ、見たんですけど最高ですね(笑)!


「最高(笑)」と言う表現が適切かと思われます。もう、楽しいのなんの(笑)!

もう、3時間って長いし、もしかしたら話の進め方によっては1時間40分で済むような気がしないではないんですけど(笑)、もうとにかく、愛すべき「誇張の美学」というか。アクションひとつひとつのスケールの大きさ、「なにもそこまでしなくても」ってくらいの派手さと残虐さと動物のふんだんな使い方なんですけど、まあ、楽しませてくれますよね。

 しかも、それをあの効果的なスロー・モーションとCGの多用で、見る人の記憶にしっかり刻み込まれるまで強調した演出するでしょ?あれがもう、強烈しぎてですね。

 あと、ミュージカルのシーンの踊りの鍛えられ方!完全に動きがシンクロしてますからね。ああいうのできないとボリウッドでは使ってもらえないのかってくらい、しろうとくささがゼロですね。「ララ・ランド」が大ヒットしたとき、フェイスブックの英語の記事の書き込みで「私たちの国の映画のレベルだと、あんなの三流だ」と、インド人がたくさん書き込んでいたことがあったんですけど、こういうの見てしまうと「それは本当かもしれませんね」と言いたくなるコアグラフのレベルの高さだと思います。

 僕は実はボリウッドに関しては素人同然なんですね。だからいつものような映画評はかけません。だって、これが実質、はじめて全編まともに見たボリウッドだったんで。今作の監督のラージャ・マウリ監督の「バーフバリ」も見たことないですからね。

 それは僕の住んでるブラジルに起因しています。やっぱですね、地理的に遠いと、アジア映画って見る機会、本当に少ないんですよ。日本映画も是枝と、オスカーまで行ったので「ドライブ・マイ・カー」見れましたけど、そうでもないと邦画見れないし、それは韓国映画も同様。あと、ブラジル移民文化で、まだ日系、中国系の人は見かけるんですけど、インド系の人は本当に見ない。それがゆえにインド料理屋が本当にない!これが実は僕がブラジル来てもっともつらいことの一つですね。ナン付きのカレーが食べられないんですから。日本いるとき、多い時は毎週食べてるくらい大好物だったものが、全く食べられなくなったんですから(笑)。

ということもあり、ボリウッドが劇場公開されることはブラジルでは一切ありません。よほど、「オスカーの作品賞にノミネートされる」とか、そういう機会がないかぎり絶望的です。

が!

サブスクがそれを救ってくれた!


いやあ、この点では映像関係のサブスクは偉大ですね。全世界ネットだから、ある国のとても強いものは国際的に共有されるシステムなんですね。知りませんでした。今回、僕、ネットフリックスで見ることができました!

 そうしたら、結構、いろんなサブスクがインド映画、今、やってることに気がついてですね。「バーフバリ」もHBOマックスやネットフリックスで見れることに気がついて。「きっとうまくいく」なんかも見れることがわかってですね。今まで本当に、手も足も出ないほど見てなかったので、これから追い上げで見てみようかと思ってるくらい。2020年にKドラマにはまったときみたいなことが起きるかもしれません(笑)。

あと「RRR」なんですけど、真剣にオスカー狙ってるみたいでですね、今、アメリカでのヒットにかこつけてキャンペーンすごくやってます。ぼくはこれ、アリだと思います。オスカーが多様性を求めるのならば、「Everything Everywhere All At Once」同様にノミネートすべきだと思います。

僕はこれ

2020年の「グリーン・デスティニー」の作品賞ノミネートくらいの意味になりうると思ってます。これで中国映画がオスカーでも受け入れられ始める契機になりましたからね。このクレーン・アクションといい。そうなればいいなと思ってます。


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