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そして、AC/DCは戻ってきた!


どうも。

本当は書こうとしていたことが複数あったんですけど、こちらも言おうとして伸びていたことを先に。

ついに彼らが戻ってきます。

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AC/DC!!

いや〜、嬉しい!!!

まずはこちらから。

もう、微塵も変わらぬロックンロールですよ!これを待ってた。上がってきた先行シングルの出来としても、2作前の「Rockn Roll Train」に近い水準の出来だと思います。

今回に至るまでは、彼らにはあまりにもドラマがありました。バンド・リーダーのマルコム・ヤングが癌なのか心臓病なのかわからないくらいにものすごく病んだ状態で亡くなってしまいました。そこに加えて、ドラマーのフィル・ラッドが暗殺計画に絡んだことでバンドを追い出され、さらにヴォーカルのブライアン・ジョンソンが耳の病気でツアーの参加にドクター・ストップがかけられ、代理をガンズ&ローゼズのアクセル・ローズが代行する、なんて事態も起きました。

僕としては、「もう、こんなボロボロになってまでやって欲しくない」と思い、解散さえ願っていました。他のメンバーでやって欲しくはなかったですからね。

そうしたら

ブライアンとフィル、復帰ですよ!!

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やはりAC/DCの場合、あのしゃがれ声がないとAC/DCではありません。もう、ブライアン、70超えてますけど、まだあの声が出続ける限りはやはりやって欲しいものです。

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そして、それ以上に嬉しいのがフィル・ラッドです。AC/DCって歴代、ドラマー3人勤めてるんですけど、ここも不思議なことに、手数の多いパワードラマーでは、このバンドの放つグルーヴ感に合わないんですよね。スネアはやっぱり自然な音で、音の強さでなく、抜けの良い、正確なリズム。ローリング・ストーンズにおけるチャーリー・ワッツに似たタイプなんですけど、これできるのフィルしかいないんですよ。ここが代わると、僕自身、聞く気がだいぶ失せるので本当によかった。あと、罪はちゃんと償ったものだと信じています。

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そして、もう前作からですけど、マルコムの代理はヤング兄弟の甥っ子、ヤング兄弟、年長はかなり上なので、アンガスのやや年下くらいなんですけど、スティーヴィー・ヤングがつとめてます。彼は80年代にマルコムが病欠した際も代理を努めていて、マルコムのリフの精度をちゃんと守れるメンバーなので、すごく信頼してます。

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ベースのクリフ・ウイリアムスもやめないでよかった。彼も他のメンバーの惨状を見て、「メンバーが揃わないなら、引退する」と言っていたのですが、撤回したようでよかったです。

そしてそして

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やっぱりアンガスですよ!!このバンドは基本、彼がステージで足腰使えなくなるまではやり続けるでしょうからね。もう、アンガス自身も65超えてるはずですが、元気でステージ駆けずり回って欲しいものです。コロナ明けたらツアーもやって欲しいですね。

AC/DCですが、11月13日に新作、その名もあまりにもベタです。「Power Up」というのが出ますけど、これは僕も首を長くして待ちたいと思っています。


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