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最新全米チャート(2021/04/10)

どうも。

今週、あんまりネタがない週なので、小ネタを他の日に使おうかどうか迷ってちょっと話しにくいですね。

では、全米チャート、いきましょう。

SINGLES
1(-)Montero(Call Me By Your Name)/Lil Nas X
2(1)
Peaches/Justin Bieber feat Daniel Caesar & Giveon
3(2)Leave The Door Open/Silk Sonic
4(2)
Up/Cardi B
5(4)
Driver's License/Olivia Rodrigo
6(5)
Save Your Tears/The Weeknd
7(7)Levitating/Dua Lipa
8(6)
Blinding Lights/The Weeknd
9(10)Mood/24k Gold
10(9)What You Know About Love/Pop Somke

リル・ナズX、アメリカでも初登場1位。何度見ても映像、強烈です(笑)。

全米1位になったので、これでフォロワーへの靴下配布、決定のはずですが、果たしてどうするか。

では、アルバムにいきましょう。

ALBUMS
1(-)SoulFly/Rod Wave
2(1)
Justice/Justin Bieber
3(-)Clouds(The MixTape)/NF
4(-)My Savior/Carrie Underwood
5(3)
Dangerous Double Album/Morgan Wallen
6(15)The Highlites/The Weeknd
7(4)
Shoot For The Stars AIm For The Moon/Pop Smoke
8(-)Dum And Dummer/Young Dolph & Key Glock
9(5)
Future Nostalgia/Dua Lipa
10(-)OK Orchestra/AJR

初登場で1位はロッド・ウェイヴ。聞いてみましょう。

この曲が今週のシングルの11位まで上がってきているほか、複数の曲がシングル・チャートに入ってきています。

もう、このテの歌ものエモ・ラップ、個人的にはかなり食傷気味なんですけど、どのくらい続くものなんでしょうか。

ちなみにこのアルバム、アメリカ以外で全くヒットしている痕跡がありません。

3位初登場はクリスチャン・ラッパーのNF。聞いてみましょう。

この人、歌詞しっかり吟味したことないんですけど、この曲あたり聞くと、トラック、フロウで結構エミネム意識してる感じはしますね。

彼は前作で全米1位になっているんですが、欧米圏では結構浸透してまして、イギリスで7位、オーストラリアで3位、北欧圏でトップ20、ドイツでトップ30など、広くヒットを記録しています。

4位はかつてのアメリカン・アイドル・ウィナーですね。キャリー・アンダーウッド。一時よりは売れなくなりましたね。8位は南部のラッパー、ヤング・ドルフとキー・グロックのコラボレーション・ミックステープの第2弾。前作もトップ10入りしてます。

では、10位のAJR。これ聞いてみましょう。

このAJRですけど、アメリカの音楽業界がごり押し中のロックバンドです。どこに支持基盤があるのかさっぱりわからないのに、ロック系のラジオでやたら曲がかかるんですよね。過去にアメリカのロック・チャートでは3曲のトップ10。このアルバムからの先行シングルの「Bang」は全体のシングル・チャートでさえもトップ10入りしています。その「Bang」人気に引っ張られてのアルバム・トップ10だと思います。

ただなあ、ほかの国で微塵も流行ってないんですよねえ。いいのかな、そんなんで。

で、今週は11位初登場だったこの人たちで締めましょう。

エヴァネッセンスの、オリジナルの新曲で構成されるアルバムとしては10年ぶりのアルバム「The Bitter Truth」からの曲で。

この人たち、変わらないといえば変わらないんですけど、メロディックなゴスのメタル作品としてはなかなか悪くない作品だと思います。メタルにおける女性ヴォーカルの中でもエイミー・リーは、シンフォニック・メタルの女性シンガーにありがちな楽器っぽい機能の仕方でなしに、しっかりと彼女自身の生身のキャラが伝わる分、好感持てますけどね。

このアルバム、国際的なリアクション、なかなかいいんですよね。ドイツで2位、イギリスで4位、オーストラリアで3位、イタリアで20位。本音言って、AJRよりはトップ10に入ってしかるべきだったと思いますね。



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