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ペクサン・アワード(百想芸術大賞)2021の結果

どうも。

昨日はこれでした。

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はい。韓国のペクサン・アワード。百想芸術大賞。これ、この国ではやっぱり非常に重要な賞で、とりわけKドラマにとっては最大の賞ですね。他のアワードと比べて、ドレスアップの気合が見てて違います。歴史もすごく長いですしね。

いくつか要点をかいつまんで。

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司会はこの二人でした。シンドンヨプとペスジ。個人的には「スタートアップ」見て、スジのファンになってたので、これは嬉しかったですね。

今回のペクサンですが

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残念ながら「サイコだけど大丈夫」のヒロイン、コムニョンことソイェジにかなりネガティヴなスキャンダルが浮上して欠席してしまいました。「愛の不時着」のアルベルト・グーことキム・ジョンヒョンとつきあってた時代に、彼がイェジからマインドコントロールにあっていたとか、学歴を詐称していたとか、なんか「リアル・コムニョン」なエピソードが浮上したためですけど、疑うよりも先に、今の彼女の精神状態が心配ですね。事実でなければうれしくはあるんですが。

そうしたこともあり、最多ノミネートだった「サイコ」はこの日、苦戦しました。

ただ、その中で

サンテが受賞しました!オジョンセ、昨年の「椿の花咲く頃」に続いて、2年連続の助演男優賞受賞です。彼の「サイコ」での演技、精神障害をリアルに演じすぎて怖いくらい、かつ、ものすごく愛すべきイノセントな役柄で近年のKドラマでもすごく好きな役でしたけど、こういう本物の実力派がしっかりと評価されるのが、このアワード、いいですよね。

このスピーチで彼は、「サイコ」で弟ガンテを演じたキム・スヒョンに「助演は主演がないと成り立ちません」と言って、スヒョンを涙ぐませたのがすごく好評でしたね。欠席したイェジにもエールを送っていました。

そして助演女優は、「椿」でオジョンセの奥さん役を演じたヨムヘランが「悪霊狩猟団カウンターズ」で受賞です。オジョンセもそうなんですけど、この人もすごくカメレオン的な女優さんで、役の中でもそうですし、素に戻った姿でも、全くイメージが違うのが立派です。この二人の受賞はすごくうれしかったですね。

そして、惜しくも助演男優賞は逃しましたが、特別賞のTikTokアワードで「スタートアップ」の投資家メンター、ジピョンを演じたキム・ソンホが受賞しました。彼はさわやかで知的さを滲み出した感じが徹底していますよね。「スタートアップ」以来、日本でもすごく人気が上がっている印象です。

主演女優はソイェジに勝って、「ペントハウス」第2シーズンのキム・ソヨンが受賞しました。「ペントハウス」、人気あるんですよね。僕のとこではやってないドラマなので興味あります。

そして主演男優はベテランのシンハギュン、作品賞は彼が主演のJTBC製作の、英語題だと「Monster」とか「Beyond Evil」と呼ばれている作品が取りました。これもすごく見たい作品なんですけどね。このドラマでの彼がかなりすごい演技してるのは僕も耳にしています。

 今年の場合は去年みたいに「椿」「不時着」「梨泰院」みたいな高視聴率ドラマ揃い踏みみたいのがなく地味な年(だから、ヴィンチェンツォ、推せばよかったのに!)でしたが、「地味だけど後で見たくなる、記憶に残るドラマ」の参照になる感じはいいと思いますね。


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