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行動と種まきのくり返しが充実を生む


知識があっても実践されなければ、知識は社会に還元されない。

一生懸命お勉強をしても、行動しなければ何も生まれません。知識は実践、実装されたときにはじめて、価値を生み出します。知識やノウハウは簡単に手に入りますが、それらを社会や生活に実践できる人が少ないから「やるべきことをやっている人」に希少性が生まれるのでしょう。

成功している人を観察していると総じて「フットワークが軽い」ことに気づきます。思い立ったらすぐ行動。チャンスをつかみ、飛躍の風を招き入れる秘訣なのでしょう。勉強し過ぎて、知識が豊富にあるからこそかえって「身動きが取れない」という人は、環境を変えるべき。気づき、即断、そして実行と、成果を残す人を間近に見て、刺激がもたらされ、着想が生まれて行動が誘発されることになります。

実行したあとはひたすらに「売上と締め日」を意識すること。がんばれるだけがんばって、それで売上がつくれたら満足といった姿勢では、創意工夫や試行錯誤が生まれません。成り行きまかせではなく、やるべきことが明確なのであれば、なにをさておいても「数字と締め切り」です。これを設けない限り、先送りをして反省(精神にダメージ)をくり返すことに。

結果が出て、少し余裕が出れば種まきのタイミング。意図的に設定したモラトリアムでは、数字と締め切りを手放して、可能なかぎり妄想を膨らませ、思うがままに点を打ち続ける。そうして感情の赴くままに好き勝手打ち続けた点は、いずれ必ず編集したくなります。そこから先は再び、数字と締め切り。このメリハリの繰り返しが、人生を楽しく充実したものにしてくれます。

ここ数か月、半ばテキトーに点を打ち続けてきましたが、これが不思議とつながるものです。ほとんど無計画で、気の向くままにあちこち手を出していると、なぜかひとつのプロジェクトに収れんしていくから不思議。そろそろ散らばった点を回収する時期です。近いうちに大きな成果につながりそう。

お金が許すかぎり勉強して、でも動けなかった日々。「なんでうまくいかないんだろう?」と思い悩んでいた自分は多少なりとも改善された気がします。ただ油断するとすぐに元に戻ってしまうのが人間というもの。うまくいきそうな予感がしたときこそ、兜の緒を締めて、さらなる行動を期したいと思います。自戒を込めてまとめてみました。

久保大輔




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