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久しぶりに革靴を買うぞ。

この冬は、ずーっとパラブーツのシャンボードしか履いてない。なかなか革靴を履くことはないまま、40代になって、一念発起して購入して数年が経ち、ようやく手持ちの服にも馴染んできた。結果、この冬は、ほとんど、こればかり。

Paraboot「シャンボード」

今、記録を読み直したら、2018年12月24日に購入したそうだ。もう5年か。流石に、くたびれて来た。一度、お手入れに出したいところだが、その間、他の革靴が一足も無いってのも寂しいし、なんにしても、いくつかの革靴を併用しないと疲労度も高い。

そう思って、この年末の間に、何かを買おうと思い、色々と検討した結果、ようやく、候補は、ここまで絞られた。偉いぞ。

まずは前座的な3候補を見てくれ

Clarks「デザートロンドンエヴォ」

かなりカジュアル寄りな選択。靴底がラバーなので、ほぼスニーカー感覚で履けるのではないか。そう思ったら、なんとも弱気な選択に思えてきた。今回は、見送り。


Dr.Martins「ブローグ」

今現在の大黒柱にして、たった一人のエース「シャンボード」を、右の正統派に例えるなら、この「ブローグ」は左のサイドスローのようなイメージ。バリエーションとして全然、あり得る選択。

しかも、普通に「ドクターマーチンの靴が欲しい」という気持ちは、ここ10年くらいあるし。ただ、どうですか。僕には、似合わないというか。ただでさえ、僕の見た目(白髪の色黒で、メガネとヒゲ付き)自体が、なんというかゴリっとしてるので、足元に主張は要らないのではないか。

もっとシンプルな、革靴ライクなものが良さそうな気がしてきたぞ。今、僕は「靴や腕時計は、シンプルなものがいい」と思っているようだ。

Danner「デッキシューズ」

これは、もう、見た目や働きとして、シャンボードとほぼ同じ。強いて言えば、さらにカジュアルに振った選択。良いような気がする。しかし、どうだ、シャンボードの「控え」みたいな扱いにならないか。

しかも、仕事のときのカチッとした感じが出せないような気がしてきた。そうか、僕は仕事でも履きたいのか。

熟考の結果、この二択なのさ

Danner「ポストマン」

出たっ!! 出ましたっ!! これが正解な気がしてきたよー。カタチの普通っぽさ。ワークとビジネスを両立させた革靴。しかも、この「ツヤ感」があれば、シャンボードとは全然、別の働きをしてくれそうじゃないか。これが今回の正解だ。間違いない。

Dr.Martins 「SMITHS 4 ホール」

ただ、僕は、もう一つの正解を同時に導き出してしまっているんだ。それが、これ。なんでか今は「ドクターマーチンが、どうしても欲しい!!」って気持ちになっているし、先ほどのポストマンの「ツヤ感」に足しての、このSMITHS 4 ホールの「ボツボツ感」。この二足のうちの、どっちかの気がするな、おい。そうだろ。

そして、答えは出ないまま

悩み続けて2週間が経ってた。もう1月も中旬なのか。気絶してたのかってくらい時間が経っている。

Danner「ポストマン」か、もしくは、Dr.Martins 「SMITHS 4 ホール」。今回は、とにかく、細身でシンプルなものが良さそうな気がする。しかも、どっちも安い。

注)ポストマンは、3万円台。SMITHS 4 ホールは、2万円台。

いや、そんなに安くはないんだけども、5年前にシャンボードを買ったとき、6万円台だったのが、今は9万円台になってた。円安の影響なのか、恐ろしいほどの値上がり。どっちも手頃な値段に感じている。

今、現在の気持ちとしては「SMITHS 4 ホール」に惹かれてる。Dr.Martins というブランド力。ワーキングクラスヒーローの象徴。だとすれば、ちょっと待ちなさいよ。労働者の足元と言えば、って考えると「3ホール(1461)」が良くないですか。仕事でも使いたいって言うなら、あえての黒ステッチとかどうなのよ。

1461 MONO 3ホール

そんなこんなで、結局、答えは出ないまま。さて、僕らはどう生きるのか。

ちなみに「選びきれないので、何足か買う」というのは、これだけ悩んだ自分自身に失礼。だから、僕は選べずにいる。そして、日一日と、僕の口座残高は、減っていく。冬は、散財するものだから。さて。

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