見出し画像

#30DaySongChallenge

この数カ月でいろいろなことがあり弱っていたところ、気晴らしにどうかと友達が30DaySongChallengeを薦めてくれたのでやってみました。日付はアップするつもりだった日ですが、自身の調子も崩して中断したため、実際は1カ月半ほどずれています。一昨日終わったので、note用に身体のリハビリも兼ねて1〜7日目にコメントを追加し改めてリスト化しました。とても長いですがよろしければ。(見つからなかった曲はありませんが)最後にSpotifyリストを貼ったのでこちらもご参考にどうぞ。
調子はその後も一進一退です。

 **

4月19日(日)
Day1 A song you like with a color in the title(曲名に色が入った曲)
AUDIO ACTIVE/Paint your face red
https://youtu.be/wfyB-5_DnVw
こんなにダブをカッコよく聴かせてくれるバンドが日本にいると思わなくて、初めて聴いた時にびっくりした。まだ学生の頃で上京していなかったからライブを見る機会になかなか恵まれず、ようやく行けた一回はひどい捻挫をした直後でギブスをはめたまま(でも一列目で)見た。この曲をやってくれたかどうかは忘れたけど、その時「かっこよさは痛みを上回るんだな」と思った。
#30DaySongChallenge

4月20日(月)
Day2 A song you like with a number in the title(曲名に数字が入った曲)
STEREO MCS / ON 33
https://youtu.be/kDjYcrKdzKg
レコードの回転数をつけたデビューアルバム「33-45-78」の1曲目(78回転はSP盤)。Rob Birchの見た目が好きなのもあるけど、彼がライブで歌う様子を見ると歳を取ることはカッコいいことなのだといつも思わされる(けどDub PistolsのBarry Ashworthや元ThisHeatのCharles Haywardに比べたらずっと若い)。
#30DaySongChallenge

4月21日(火)
Day3 A song that reminds you of summertime(夏を思い出させる曲)
MARINE GIRLS / A Place In The Sun
https://youtu.be/0kjABf474jw
ギターポップが一番好きだった10代の頃はいろんなバンドを探したけど、のちにEBTGを始めるトレイシー・ソーンがいたこのバンドは名前がかわいくて、ファッションもかわいくて、ジャケットもかわいらしさとガールズパンクの尖った感じがほどよく混ざった当時のCherry Red Recordsらしいデザインで、MVもいつもすてきで、全部追っかけたわけではないのになぜかずっと好きでいる。この曲が「夏を思い出させる」のはMVの力も大きいと思う。
#30DaySongChallenge

4月22日(水)
Day4 A song that reminds you of someone you'd rather forget(忘れたい人を思い出させる曲)
CHAPPIE(pal@pop) / Welcoming Morning
https://youtu.be/E0_2bpERMPE
大学生の頃、今や有名なイラストレーターの人と二股を掛け私を振った人がよくこの曲を聞いていたが、相手はそんなことなんてきっともう1ミリも覚えていない(この曲自体は何も悪くないしむしろ好き)。
#30DaySongChallenge

4月23日(木)
Day5 A song that needs to be played loud(大きな音で聴くべき曲)
あらかじめ決められた恋人たちへ / カナタ
https://youtu.be/fRi5hfIiUng
小さい音じゃなくて大きい音で聴かないともったいない、彼らにしか出せない音楽。
「あらかじめ決められた恋人たちへ」というバンド名は、PLANET+1で見た映画「NN-891102」の中でかかる音が印象的すぎて背中がゾワっとして、終わってから思わず買ったサントラ盤で初めて見た。ただ当時はまだリミックスについただけの名前だった気がするから、作品は思い出してもバンド名は忘れかけていた。その後数年が経ってフェスか何かで偶然ライブを見た時に背中がゾワっとして、「これはえらいバンドを見てしまった」と追いかけることにした。でも「この名前は前に見たことがある」と思い出して遡ったらそのサントラ盤で、初めて映画館で聞いた時の印象が初めてバンドのライブを見た時の印象と同じだった。形は違っても自分が気になるものは変わらないらしい。
#30DaySongChallenge

4月24日(金)
Day6 A song that makes you want to dance(踊りたくなる曲)
The Bucketheads - The Bomb (These Sound Fall Into My Mind)
https://www.youtube.com/watch?v=MxufHM0Fc24
これで踊りたくならない人とはたぶん友達になれない。
#30DaySongChallenge

4月25日(土)
Day7 A song to drive to(運転中にかける曲)
Kid Wave - All I Want
https://www.youtube.com/watch?v=m3VxIGu5MHU
運転中と言っても今ではすっかりペーパードライバーではあるが、アメリカに出張した時のサンタモニカの浜辺やロサンゼルス空港へ向かう車窓の映像にBGMとして重ねたら最高だったのでこの曲にした。
Kid Waveが好きになったきっかけを遡ってみたけど結局書いておらず、最初に単語が出てきたのはTwitterの2014年12月20日だった。HEAVENLY SOCIALSに関する何かを検索したついでにレーベルサイトから見つけたっぽい。西海岸のゆるい横ノリかつドリーミーな音が最高で、新しいバンドを探す時期とも重なり、その後しばらくはKid Waveみたいな音のバンドを探していた(少し調子が戻ってきたのでコメントを入れた)。
#30DaySongChallenge

4月26日(日)
Day8 A song about drugs or alcohol(酒やドラッグについての曲)
Rihanna / Cheers (Drink to That)
https://www.youtube.com/watch?v=ZR0v0i63PQ4
昨今のバンドが歌う酒はビールが多く、そういう気軽さも好きだが「ジェムソンのんで乾杯しましょう」というセレブらしい景気のよさやTGIFと略語で神様に感謝する文化を納得させる煌びやかなPVも込みで好き。
#30DaySongChallenge

4月27日(月)
Day9 A song that makes you happy(幸せになる曲)
Joe T. Vannelli Project / Sweetest Day Of May
https://www.youtube.com/watch?v=GPOUOSMz1ts
5月生まれとしてははずせない一曲。京都のClub Mushroomでかかった直後にフロアで大合唱が起こり、堅いミニマルや男らしいテクノばかり聴いていた私に「これほど愛に溢れた音楽があるとは」と心の底から驚かせ、大好きにさせたあったかいハウス。
#30DaySongChallenge

4月28日(火)
Day10 A song that makes you sad(悲しくなる曲)
虹とスニーカーの頃/チューリップ
https://www.youtube.com/watch?v=SgAhcT4ifA0
小さい頃ふと見たドラマのエンディングか何かにかかっていて、悲しい場面だったのでこの曲も悲しい曲として記憶されている。でもそれは本当にドラマだったのか、エンディングだったのか、悲しい場面だったのか、どれもが定かではなく大人になってYouTubeで調べるまで曲名も知らなかった。曲を聴くと悲しくなる反射だけが残っている。
#30DaySongChallenge

4月29日(水)
Day11 A song that you never get tired of(何度聴いても飽きない曲)
slipstream / Harmony
https://www.youtube.com/watch?v=xjSz8Z0I63U
いつ買ったか覚えていないくらい昔に買った、素性もあまりわからないままのCDの1曲目。アルバムそのもの全部が好きでずっと気に入って聴いている。Experimental Audio ResearchやSpiritualized辺りに近いエクスペリメンタル感だけど、それよりはもう少しやさしくてドリーミー。疲れた時やボーッとしたい時、夏の午後、深夜、いつでも聴けて気づくとこの曲(アルバム)を探している。
#30DaySongChallenge

4月30日(木)
Day12 A song from your preteen years(10〜12歳の時の曲)
BANANARAMA / Love In The First Degree
https://www.youtube.com/watch?v=prGhk_Gvzwo
中学生になるかならないか位の頃の曲。確か従姉妹経由で知り、地元の駅前のレンタル屋で「WOW!」を借りて録音したけどやっぱりほしくて買い直した気がする。PWLの音がその後、自分にとってこんなに大きな存在になるとは思わなかった。ある意味Day11の「何度聴いても飽きない曲」でもある。
#30DaySongChallenge

5月1日(金)
Day13 A song you like from the 70s(大好きな70年代の曲)
ゴダイゴ / ビューティフルネーム
https://youtu.be/iWIY8uSzsns
70年代は0〜5歳なので好きと言えるかどうかわからないけど、通った保育所のお昼寝明けに使われていて、何度も聴いたせいか今でも親近感がある。山間にも関わらず、わりと流行を取り入れる保育所だったんだなと今聴いても思う曲(「みんなのうた」で使われていたからかもしれないけど)。ただ、今回調べたら1979年4月の発売らしく、お昼寝明けは3年間この曲だと思っていたのに年少の頃はかかっていないのだと気づいた。
#30DaySongChallenge

5月2日(土)
Day14 A song you’d love to be played at your wedding(結婚式で流したい曲)
Deee-Lite - "Power Of Love" (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=YOdh430r9kE
クラブで絶対かけるDeee-Liteは結婚式にだってかけたい。披露宴や結婚式の後のパーティ向きな気がするから、シャンパンやソーダのような弾ける飲み物を用意して、ミラーボールの下でみんなで踊りながらお祝いしてもらえたらすばらしい。隣にいる旦那さんも私と同じくDeee-Liteが好きだったらいいなって思う。
#30DaySongChallenge

5月3日(日)
Day15 A song that’s a cover by another artist(好きなカバー曲)
Coldcut - Autumn Leaves
https://www.youtube.com/watch?v=_RsPbmST1zw
世界中でカバーされている有名な「枯葉」をCOLDCUTが選んだという時点でクール。ビートが利いたアブストラクト感あるトラックにメロウなヴォーカルが乗ることで渋くて美しく、落ち着きもある「Autumn Leaves」になっているのがすばらしい。枯葉に埋まる12インチのジャケットも季節感があってすてき。そんなNellee Hooper Vocal Mixを紹介したいのに、聴ける場所がないのでURLはひとまずオリジナルで(諸事情で載せ直しました)。
#30DaySongChallenge

5月4日(月)
Day16 A song that’s a classic favorite(好きな名曲)
李香蘭 / 蘇州夜曲
https://www.youtube.com/watch?v=6iYKiOcLYWg
どんなテーマでももの悲しさの感じられる作品が好き。曲を聴いていても歌詞にこだわることはあまりないほうだが、これは中国風のもの悲しい旋律とそこに乗せられた美しく儚い詞がとても好きで、思い出したように聞いてしまう。たくさんの人がカバーしているけど李香蘭のバージョンがやっぱり一番だと思う。
#30DaySongChallenge

5月5日(火)
Day17 A song you’d sing a duet with someone on karaoke(カラオケで誰かとデュエットしたい曲)
SPANK HAPPY - PHYSICAL
https://www.youtube.com/watch?v=YU4SQ1IWtwY
デュエットと言われる曲をあまり知らないしカラオケに入っているかわからないけど、一曲と言われたらこれかもしれない。
#30DaySongChallenge

5月6日(水)
Day18 A song from the year that you were born(生まれ年の曲)
The Beatles - Lucy in the Sky with Diamonds
https://www.youtube.com/watch?v=mgNYK96lQOg
意識的に聴いてこなかったビートルズだけど、トリップ感あるこの曲はすごく好き。京都METROでやっているシモーヌ深雪さんのドラァグクイーンパーティの名前がこの曲と同じで(今はDiamonds are Foreverだけど当時はこの曲名だったはず)、連れて行ってくれた美大に通う友達が「わたしのゼミの先生このパーティでドラァグクイーンやってるねん」と言っていたのを思い出す。
#30DaySongChallenge

5月7日(木)
Day19 A song that makes you think about life(人生について考えさせられる曲)
Public Enemy-Don't Believe The Hype
https://youtu.be/LK8sxngSWaU
その昔、どうして雑誌には東京のテクノの情報しか載ってないんだろうと思ったので関西のテクノ事情を記した同人誌をつくった。もっと昔には、クラスの出来事をまとめた学級新聞を勝手に作っていた。小さな頃から思っていた「載っていない情報のほうが面白い」という考え方と、大人になって知ったこの曲はどこかでつながっているように思えて、それからはなんとなくこのタイトルを人生訓の1つに入れている。
#30DaySongChallenge

5月8日(金)
Day20 A song that has many meanings to you(自分にとっていろいろな意味を持つ曲)
Joseph Nothing - Krishna
https://www.youtube.com/watch?v=q10QWFRqPsY
いつだったか、友達に教えてもらって初めて聞いた瞬間に私の心をひどくザワつかせた曲。いい意味のザワつきでありそれだけ琴線に触れたということなんだけど、その後で見た「郊外のマンションの廃墟を映した」MVにも同じくらい強い力があった。でもだからといって頻繁に聴くわけではなく、いつも思い出した頃にYouTubeでMVも探し直して聴くという感じで接してきた。
それとはまったく別のところで辛かったこの数カ月の間に、「目に見えないものに祈って(己の)心を落ち着かせる」信仰の持つ力を再認識する瞬間があり、それは今も続いている。そんな今「自分にとっていろいろな意味を持つ曲」と聞いてこの曲を思い出した。タイトルには神様の名前がついていて、Shambhala Number Oneというアルバムに収録されていたのは、自分にとって意味があるようでないような、ないようであるようなことだと思える(信仰そのものについては個々に考え方があると思うので言うことはない)。
#30DaySongChallenge

5月9日(土)
Day21 A song you like with a person’s name in the title(タイトルに人名が入った好きな曲)
Spiritualized / Hey Jane
https://www.youtube.com/watch?v=CncZorQNQ1E
Spiritualizedは全部大好きだしいつでも私の心をフワフワさせたり泣かせたりするけど、この曲はMVも含めてすばらしくて見ると絶対に泣いてしまう。
#30DaySongChallenge

5月10日(日)
Day22 A song that moves you forward(自分を前進させてくれる曲)
Janet Jackson / Escapade (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=UFX3gQHIroU
ジャネットの笑顔と歌、登場する人々の踊りを見ていると元気が出る。そんな力強さがあるのにジプシーやサーカスが感じさせるもの悲しさがどこかに隠れていて、だからもっと好きだと思う。
#30DaySongChallenge

5月11日(月)
Day23 A song you think everybody should listen to(みんなが聴くべき曲)
Dub Pistols Feat. Rhoda Dakar - Stand Together (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=ktNP4XwY8KM
ミュージシャンが政治を語る是非が未だ語られる昨今に自国の未来を憂う一方で、DUB PISTOLSのようなアプローチを見ていると音楽に政治を繋げて語る日常感が見えるし地に足が付いたスタンスでクールだなと素直に思ってしまう。投票前になると毎回Deee-Lite / Vote Baby Vote!を聞いては政治に積極的に関わろうよと伝えるアピールの軽やかさに感心するけど、人生における重要な思想をゆるいレゲエのリズムに乗せて本当のレベルミュージックとして打ち出してきたこの新曲にも感心させられた。アルバムのタイトルが「Addict」だと聞けばそれも納得なのかもしれないけど。
#30DaySongChallenge

5月12日(火)
Day24 A song by a band you wish were still together(解散してほしくなかったバンドの曲)
Ykiki Beat - Forever (Official Lyrics Video)
https://www.youtube.com/watch?v=0liHjox49kA
お笑い芸人でも昨今は芸人しかできない人は少なくて、別の仕事でも成功できるような幅広い才能のある人が多いので、超・超若手だと「こんなに才能があるのだから」とか「これからどんなネタを見せてくれるんだろう」とかワクワクさせてくれつつ、こちらが(勝手にではあるけど)期待感たっぷりに応援に力を入れ始めた途端に解散してしまったりする。そのたびに「もっと見たかった」とか「ほんとに残念」とか未練がましく思うけど、そんな感覚に音楽でひさしぶりになったのがYkiki Beatだった。少しメンバーを変えて活動中のDYGLももちろんすてきだけど、この曲の最初の衝撃がすごかったのでやっぱりYkiki Beatでもう少し聴いてみたかった。
メンバー自身の思いが一番なので解散を惜しむのは無粋とわかってはいる。わかってはいるけど、ONE DOVE(ならBreakdown)やNelories(ならplastic sky)やLOVE TAMBOURINES(ならMidnight Parade)のように、いくつもある「解散して欲しくなかったバンド」では見る機会がずばぬけて少なかっただけに、余計に。
#30DaySongChallenge

5月13日(水)
Day25 A song you like by an artist no longer living(亡くなったアーティストで好きな曲)
imoutoid - ADEPRESSIVE CANNOT GOTO THECEREMONY Part.2
https://youtu.be/bU1UjgM_Ae4
最初はSABRES OF PARADISEのThemeにしようかと思ったけど、Andrew Weatherallはこういうリストに載せられるのはキャラ的にあんまり好きそうじゃないし、喫茶SmileでのWeatheallナイトに呼んでもらった時もなかなか曲を絞れなかったのでやめた。
ということで改めて選んだのがimoutoid。これは彼が16歳の時につくった曲らしい。初期のM3だったかコミティアだったかで初めて聴いてデジタルのトラックにアニメ声を違和感なく乗せられる人なんだなーとか思った。ただそれ以上にメロディがとてもよくて、その場で「これはすごい」と思わず言った。彼はその3年後に10代で亡くなったけど、生きていたらどんなにすごいトラックメーカーになっていただろうか。今の新世代の代表とされている某トラックメーカーよりずっとすごい作品をつくっていたに違いない。……が、世の中を面白く塗り替えていくのは基本的に生きている人なのでそこを較べるのはそれこそ無粋か。
どっちにしろ、ADEPRESSIVE CANNOT GOTO THECEREMONY のPart.1〜3はとてもいいし、時代感もあまり見えてこない不思議な曲なので(デジタル時代の人の曲らしいとも言える)、聴いたことがなかったらぜひ聴いてほしい。
#30DaySongChallenge

5月14日(木)
Day26 A song that makes you want to fall in love(恋がしたくなる曲)
CeCe Peniston / We Got A Love Thang
https://www.youtube.com/watch?v=__ugaiz323k
CeCe Penistonはどっちかというと映画「プリシラ」で使われた「Finally」の方が有名だけど、私が出会ったのはこの曲が先なので「We Got A Love Thang」の人という印象が強い。なぜか高校の頃からすっごく好きで何回聴いたかもう覚えていない。ハッピーでファンキーでファッショナブルでダンサブル。私の好きな要素が詰まっていたからだけど、特に一生懸命調べなかったのに改めて調べたらハッピーさが滲み出るのがわかる歌詞だった。こんな気分になれるなら恋もきっと楽しい。
#30DaySongChallenge

5月15日(金)
Day27 A song that breaks your heart(感情を揺さぶられる曲)
Serph / luck
https://youtu.be/ufzL5iKmi0I
いつも私はSerphの曲のよさを言葉でうまく説明することができない。「感情を揺さぶられる曲」はたくさんあるけどSerphの曲はどれも、生まれた時から今までの人生を高速で振り返るうちに凝縮された自分の喜怒哀楽を一曲の間に高速で追体験するかのような、感情の整理ができなくなるような、そんな感じがする。
#30DaySongChallenge

5月16日(土)
Day28 A song by an artist whose voice you love(声が好きなアーティストの曲)
M.I.A. - P.O.W.A
https://www.youtube.com/watch?v=Zkkr-HhnwS8
低くて力強い声の女性ヴォーカリストを好きになることが多い。若い人は低くても若さの印象が前に出てきてしまうので、どちらかというと年齢を重ねた人。Dagmar KrauseやNicoとか。その条件に当てはまらないのがCIBO MATTOとM.I.Aで、どっちにしようか迷って今回は生き方もスタンスも強いM.I.Aにした。
#30DaySongChallenge

5月17日(日)
Day29 A song that you remember from your childhood(子ども時代を思い出す曲)
カシオペア / Love You Day by Day
https://www.nicovideo.jp/watch/sm8018291(局OP)
https://youtu.be/eH90bydPSN0(曲)
適当な場で大人が子ども時代の話をする時は、地域ごともしくは世代ごとにそこそこ共通性が持てるテレビの話になることが多い気がする。私は滋賀の生まれだけど「子ども時代」と言われると秋田の育ちになる。秋田は民放が2局で「笑ってる場合ですよ」が16時から、土曜夜20時は「オレたちひょうきん族」一択の地域だったけど、吉本新喜劇や「突然ガバチョ!」とかの関西ローカル番組もビデオテープ(滋賀から片道寝台列車で10時間+車で1時間以上かけて行くしか方法がない、あまりに遠い山間地域への引っ越しを心配した母方の親戚が録画して持たせてくれていた)で見ていたので関西の子とも秋田の子とも微妙にズレが出てしまう。そんな不思議な環境だったけど、このOPはどんな番組よりも濃く残っている、毎朝聞いていた紛うことなき「子ども時代を思い出す」曲。当時は湯沢57ch域でした。
#30DaySongChallenge

5月18日(月)
Day30 A song that reminds you of yourself(自分を思い出させる曲)
The KLF - Justified And Ancient Feat Tammy Wynette (1991)
https://www.youtube.com/watch?v=rliIvMwvHqE
主語が「他人」か「自分」でも答えが変わる設問だと思うけど、どっちにしろこの辺になるような気がする。TONKAと迷って出会った時期の早かったThe KLFを選んだ。ついでに言うと「子ども時代を思い出す曲」で選ぶか迷った松任谷由実「土曜日は大キライ」のライブ衣装やセット( https://www.youtube.com/watch?v=hav99UbwXeEz)を見るたびにこのMVと似てるなと思う(時期的にはユーミンの方が早い)。
#30DaySongChallenge


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?