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S1 Ep.3日本語イマージョン

“Immersing in the Japanese Language Learning Experience”

ホスト:
Shafira Nuralifa Santoso
ゲスト:
Hemshika Gouri & Amirul Harith

Hemshika Gouri 
3回生1セメスター APS(観光学専攻) RA、AUA所属

Amirul Harith
2回生2セメスター APS(文化社会学専攻)
APU WEST所属、日本語能力試験1級保持者

1. 自己紹介
Hemshi
:​日本語経験は0で日本に来ましたが、今では上級日本語を取るまでになりまし た。12年前から日本に興味があり、文化について日本で学びたいとずっと思っていま した。当時、お寿司や着物などのイメージ以外、誰もが日本についての知識はほとんど ありませんでした。私は人と話したり、日本の恋愛ドラマを見たりして日本語を練習し ています。日本語学習はとても大変でした。なので、モチベーションを上げてやる気を 出すことが、日本語を学ぶ上で最も重要なことになります。

Ami:​マレーシア出身の、今は日本語基準の学生としてAPUに在籍しています。マレーシ アの日本語学校に2年ほど通い、アカデミックな日本語を学びました。APUに入学して から、よりカジュアルな日本語をつかうようになり、若い人達が使うようなフレーズや 単語をたくさん学ぶことができたので、日本語能力はかなり上達しました。

2. あなたの日本語学習をする上でのモチベーションはなんですか?
Hemshi
:​私は日本の文化や人々、日常生活などがとても好きです。APUに入って、日本 語を学ぶきっかけとなったたくさんの人と出会ったので、今APUにいることは自身の成 長に繋がっていると自負しています。日本語を学ぶ際は、コツコツと勉強することがと ても大切です。私は最終的にこのレベルに到達するまでに2年かかりました。必修の日 本語授業以外にも追加のクラスに参加することや、日本語ベースのクラスを受講するこ となど、全てを日本語で行うことを努力していました。
Ami​:私は高校生の時に、北海道に住む1人の女性と文通を始めました。2人とも互いの言 語を話す方法がわからず、時々彼女は私に日本についての言葉や物事などを教えてくれ ました。そこから、日本文化への理解を深めました。高校卒業後、目標はなく、日本語 を学ぶことが好きだったので勉強をすることにしました。また、マレーシアでは就職活 動をする際に、日本語のスキルがとても役に立ちます。日本語は世界で難しい言語の身 とつで、文字の書き方や詩的表現はとても複雑です。しかし、それらを含めて美しい言 語だと私は思っています。日本語をマスターしたのちに北海道の女性にすべて日本語で 手紙を送ると彼女はとても驚いていました!​

3. あなたはどのように日本語学習においての困難を乗り越えましたか?
Hemshi
:​ 私の言語には漢字がないので、それはとても苦労しました。私は普段、テスト の前に何時間も勉強します。普段は、漢字のイメージやバックグラウンドを使ったり、 例文を作ったりしてその漢字の意味を覚えています。また、日本語の歌を聴いたり、カ ラオケに行ったりすることも日本語を学ぶモチベーションを高めるのに役立ちます。
Ami: ​漢字がなぜそのように作られているのかについてストーリーを作り覚えることは” Heisig Method”と呼ばれています。1つの情報を他の情報と関連付ける方法で、漢字を覚 えるのにとても効果的と”Remebering the kanji”という本にも書かれています。 私が苦労したことは、日本語で日常会話をすることです。日本語学校で学んでいた時 は、アカデミックな日本語だったのに対して、APUではよりカジュアルな日本語を求め られる機会が多くあります。そこで、私は日本語の映画や歌、本や漫画など、ポップカ ルチャーからヒントを得ました。自分の興味のあるものから始めることで、自然とやる 気が高まるでしょう。また、語学学習のコミュニティでは、子供向けの本を学習として使うことがよくあります。絵や写真があり、理解しやすいからです。ポップカルチャー
は間違いなく言語学習に役に立ちます。ポップカルチャーを通して、日常生活でどのよ
うにフレーズや単語を使うのかなどを学ぶことができます。日本語学習はさまざまな方
法があります。

4. 間違いを犯すことを恐れずに話すにはどうしたらいいですか?
Hemshi
: ​普段の生活を通しての経験はとても役に立ちます。間違えることは悪いことで はないということに気づくことは、私たちが言語学習をしていくうえでとても大切で す。大学生の間はさまざまな間違いをしても助けてくれる人がいます。
Ami:​ 間違えることを怖いと感じる方は間違えても安心できる友達の輪を見つけましょ う。他の日本語を学んでいる人たちと日本語を話す練習をすることは良いことですが、 彼らの間違いや癖などをそのまま吸収しないように気を付けてください。間違いが怖い のなら、オンラインで学ぶこともできます。

5. オンラインでの言語学習はどうですか?1番の違いとしてなにが挙げられますか?
Hemshi
:​ 日本ではパソコンを使ってタイプをするので、漢字を書く必要がありません。 そこが安心しました。リスニングやリーディングの面から見ると、オンラインははるか に優れていると思います。一方で、教授やクラスメイトとのコミュニケーションは困難 でした。自習のスケジュールや構成を作るのは少し大変でした。そのために、上級日本 語を勉強した後、教授にかなりのメールを送り、そのクラスを最大限に活かせるように 助けてもらいました。目標とそれに向けてするべき行動を書くことはとても大切です。
Ami: ​私の勉強法方法では、コツコツと続けることを大切にしています。一度にたくさ ん勉強するのではなく、毎日少しずつ勉強したほうがいいです。それは他の学習におい ても同じことが言えます。また、ライバルとして意識できる人を見つけて、闘争心を持 ちながら勉強することはモチベーションのキープに繋がります。また、モチベーション を維持するために言語パートナーを見つけることも一つの手です。

6. 将来のプランを教えてください。
Hemshi
:​ 日本の勤勉な文化を体験したいので、しばらく日本で働きたいです。勤勉なかれらの一員となりたいです。
Ami:​日本にとどまるのか、マレーシアに帰るのか、それともほかの国に行くのかは決め ていません。しかし、せっかくこのレベルの語学力に達したので、翻訳に活用していき たいと考えています。今のレベルの日本語能力に達するのは大変でしたが、日本語を使 わないと今のレベルを維持するのは難しいのではないかと心配しています。​

7. JLPTのコツ、ヒント 
Ami
:​マレーシアで初めて受けた試験で、JLPTN1に合格しました。個人的には、日本語を 勉強したり、大学院に進学したりする予定がない場合は、N1が非常に難しく、難しい 文法や漢字がたくさんあり、特定のものしかないため、N2で十分だと思います。一方、N2は日本での日常生活や通常の仕事に向いています。また、JLPTにはスピーキング テストがないことが利点です。つまり、実際に話すことができなくても受かる可能性が あるということ。テストは選択問題です。過去問などを使用して、対策をしましょう。 JLPTの欠点として、言語をどのように知っているのかではなく、テストのためにどれだ け勉強したかが合否に繋がります。しかし、N2のレベルに達することができた場合 は、日本語をうまく使用できるレベルにいることに間違いありません。JLPTに合格する ためのリソースは多数あるので、必ず教師に相談をしてから決めるようにしてください。

8. 2人からのアドバイス!
Hemshi
:​私の母が言っていた「他の人と同じことをするのではなく、他の人がついてく ることをしなさい」という言葉をアドバイスに使います。自身に合った戦略を作ってく ださい。
Ami:​「いつやるの?いまでしょ!」という日本の有名人の言葉があります。少しでもた るついたりしないでください。いつでも今から始めることができます。そのうち、自分 のペースで物事を進めていくようになるため、他の人に惑わされず、自分のペースを理 解しておきましょう。 なので、最善を尽くして、困難を乗り越えて挑戦し続けてください!

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