Haltaについて

   以前訳したハルタ・ロッタの歌について、ハルタはどうやら歩行に関するなんらかの障害を指す言葉だから、日本語に訳すときに注意を要することを書いたけれど、スウェーデン人の友人にこのHaltaということばは差別的か聞いてみたところ、以下のように教えてもらえたので、かれの説明を引用する

「Halta」の意味は…足を怪我してうまく歩けないことがあるとするでしょう?それならあなたは「haltar」しています。それで、だれかがこれを形容詞として使うのは聞いたことがない(ハルタなロッタのように)しかし、もしある人が片方の足が短く生まれたりなどして、まっすぐ歩けなくて、誰かが侮辱的な名前としてハルタと呼んだら、その人は怒るでしょう。

という説明をしてもらえたので、やはりスウェーデン語でも使い方には注意したほうが良さそうだ。
   それよりも、これがまさか形容詞ではなく動詞として使われる単語だとは知らなかった。たしかにaで終わっていれば動詞の原形と同じ形だから、rをつければ現在形になる。ちょっと勉強になった。


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