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ナンシーとフランク・シナトラ「恋のひとこと」
ナンシー・シナトラとフランク・シナトラ親娘の「恋のひとこと」( Somethin' Stupid )のアナログ・シングルをネットで見つけたので、衝動買いしてしまった。
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この曲を知ったのは、竹内まりやと大瀧詠一のデュエットを聴いたからだ。2003年の竹内まりやのカヴァーアルバム「Longtime Favorite 」の最後から2番目の曲だ。
どうやらこれが、大瀧詠一の公式の録音としては、最後になるらしい。
大瀧は、娘とデュエットしたかったが、娘が歌手にならなかったので、竹内まりやとデュエットしたという。一番弟子・山下達郎の奥さんなら、娘のようなものだ。
大瀧詠一はシャイで、スタジオで自分が歌うところは、誰にも見せなかったそうだ。ところが、このレコーディングで、竹内まりやは、大瀧詠一と一緒に歌入れすると言う貴重な体験をすることになる。
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オリジナルより、竹内&大瀧ver.の方が私は好きだ。このカヴァーを最初に聞いたから、というのもあると思う。
山下達郎が良く言う〝ひよこは、最初に見た鳥を親と思う〟という奴だ。
とにかく、大瀧詠一の声がいい。優しい人柄が歌に出ているのだ。もうこんなミュージシャンは、二度と出て来ない。竹内まりやも、まるで娘のようだ。
( 2022.3.16. 記 )
以前買ったマーヴィン・ゲイ&タミー・タレルのCD「United」でも、カヴァーされていました。
( 2022.5.4.記 )
次回作の製作費として、大切に使わせて頂きます。